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ロンドンのモスク前に車が突入し、1人死亡10人負傷 周辺住民「イスラム教徒を狙った襲撃だ」(UPDATE)

2017年06月18日 23時30分 JST | 更新 2017年06月19日 16時44分 JST
Neil Hall / Reuters
Police officers attend to the scene after a vehicle collided with pedestrians in the Finsbury Park neighborhood of North London, Britain June 19, 2017. REUTERS/Neil Hall

ロンドン北部のフィンスベリー・パーク地区のモスクの近くで6月19日未明、乗用車が歩行者に突っ込んだ。多数の負傷者が出ており、男1人を逮捕したという。イギリスのロンドン警視庁が発表したと、BBCなどが報じた。

【UPDATE】BBCによると今回の事件で男性1人が死亡し、10人が負傷した。警察は逮捕したのは48歳の男だったという。(2017/06/19 16:19)

同局によると、「白いバンがモスクの外に停車していて、礼拝が終わってモスクの外に出てきたイスラム教徒を襲ったようだ」と目撃者は語っているという。英国ムスリム評議会(MCB)は、ワゴン車が「故意に人を轢いた」と語った。インディペンデントによると、テロとの関連を示す情報は入っていない。「けが人は少なくとも10人以上」と、目撃者はスカイニュースに話している

6月19日午前0時20分の通報で、警察や救急がセブンシスターズ通りの現地に急行したという。ロンドンでは3日、中心部のロンドン橋で、ワゴン車が歩行者を次々にはねるなどして7人が死亡するテロが起きたばかりだった。

ハフポストUK版のパコ・アンセルミ記者が現場に急行して聞き込みを行っている。それによると、イスラム教徒の周辺住民は「これはイスラム教徒を狙った襲撃だ」と話した。また、目撃者の1人は「逮捕された男は40代から50代の白人だった。襲撃者は、さらに2人いたが逃げてしまった」と話している。


■ラマダン期間中は、夜に食事と礼拝

国際厚生事業団によると、イスラム教徒は5月27日から1カ月間、ラマダン(断食月)となっている。この期間中は、日の出から日の入りまで一切の飲食を断つ。多くのイスラム教徒の間では、マグリブと呼ばれる日没礼拝の時刻には1日の断食明けの礼拝と食事のため、1時間程度の休憩時間を取ることが通例となっている。


  • ■事件現場のスライドショー
  • ロンドンのモスク近くに車が突っ込む


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    イギリスでは、イスラム教徒の半数が貧困地域に住んでいる(調査結果)