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藤井聡太四段の29連勝、羽生善治三冠が絶賛「檜舞台で顔を合わせる日を楽しみに...」

2017年06月26日 23時59分 JST | 更新 2017年06月26日 23時59分 JST
Kei Yoshikawa

デビュー以来負けなしで、前人未到の「公式戦29連勝」を6月26日の対局で成し遂げた藤井聡太四段。将棋界からはその偉業をたたえる声が続々とあがった。

以下に、日本将棋連盟が発表した棋士などのコメントを紹介する。

羽生善治三冠「檜舞台で顔を合わせる日を楽しみに」


羽生善治三冠は、「29連勝は歴史的な快挙です。結果も素晴らしいですが内容も伴っている点でも凄みがあります。この記録は時が経つにつれ重みを増して来るはずですし、将棋界の新しい時代の到来を象徴する出来事になりました」と業績をたたえた。その上で、「檜(ひのき)舞台で顔を合わせる日を楽しみにしています」と結んだ。藤井四段とタイトル戦で相見えることを心待ちにしているのかもしれない。

神谷広志八段「凡人がほぼ運だけで作った記録を天才が実力で抜いた」


これまでの歴代最多連勝記録「28連勝」を保持していた神谷広志八段は、以下のようにコメントした。

「28という完全数は一番好きな数字ですのでそれが一位でなくなることは個人的に少々寂しいのですが凡人がほぼ運だけで作った記録を天才が実力で抜いたというのは将棋界にとってとてもいいことだと思います。藤井さんがこれからの数十年でどんな世界を見せてくれるのかファンの皆様とともに寿命の限り見続けていきたいです」

師匠の杉本昌隆七段「師匠の私も至福の時間をもらいました」


藤井四段の師匠、杉本昌隆七段は「竜王戦本戦という大舞台で神谷八段の記録を抜く29連勝は驚愕です。師匠の私も至福の時間をもらいました」と弟子の記録をたたえた。

その上で、「28連勝を達成した帰り道、いつもと同じようにずっと将棋の話をしていたのが印象的で、このとき29連勝を確信しました。歴代連勝記録のトップに立ちましたが、14歳の藤井四段にとってこれは序章。一喜一憂せず、これからもさらなる記録を目指して精進してください」とエールを送った。

谷川浩司九段「トップとの差は何なのか。実際に肌で感じることで…」


藤井四段と同じく中学生でデビューし、現在は永世名人資格を持つ谷川浩司九段は、「新記録おめでとうございます。タイトル戦の本戦に勝ち進むようになり、トップ棋士との対局も増えてくると思います。10代半ばの一番強くなる時期に、トップ棋士と戦えるのは幸せな事。トップとの差は何なのか。実際に肌で感じることでまた、大きな可能性が開けてくるでしょう」と、示唆に富む言葉を贈った。

藤井四段の母・藤井裕子さん「『強くなる』という目標に向かって…」


藤井四段の母、藤井裕子さんは「このような記録を達成することができ、本当にすばらしいと思います。一局一局を大切に、これからも『強くなる』という目標に向かって進んでいってほしいです」と、我が子の大記録をたたえた。

次の対戦相手、佐々木勇気五段「連勝を止める気で臨みます」


藤井四段が30連勝を懸け、7月2日(日)に竜王戦トーナメント2回戦で対局する佐々木勇気五段は、以下のコメントを発表した。

「藤井四段の対局を間近で見て、今の将棋界の盛り上がりを肌で感じました。私も刺激を受けていますが、周りの雰囲気に飲まれずに連勝を止める気で臨みます。藤井四段の勝ちへと導く読みとスピードに凄みは感じますが、それに怯むことなく自分の将棋を指していきたいです。ファンの方には一生懸命考えている姿を見て頂きたいですね。熱戦に期待してください」

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史上最年少プロ棋士・藤井聡太四段


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