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マイカー観光なら1000円徴収? 国交省が検討する「エリアプライシング」とは

鎌倉が候補地に。

2017年09月05日 19時28分 JST | 更新 2017年09月05日 20時45分 JST
Tim Chong / Reuters
鎌倉大仏(2010年11月撮影)

マイカーで観光地に入る利用者にお金を課す新たな制度を、国交省が検討していることがわかった。候補地に「鎌倉」があがっているという。9月5日、テレ朝newsなどが報じた。

報道によると、国交省が検討しているのは、「エリアプライシング」という制度。課金によって自動車交通量をコントロールし、観光地周辺で広く発生する渋滞を解消することが目的だ。

FNNニュースによると、新制度では、休日の混雑する時間帯に鎌倉の中心地にマイカーなどで立ち入る観光客が対象で、車1台につき1回1000円程度で検討しているという。

鎌倉市は、観光地中心部の交通量が10年前と比べ、1.4倍増加した。休日の約7割は地域外から来訪する車両がしめている

課金によって交通量を制御する方法は複数あるが、「エリアプライシング」は、エリア内を走行した車両に対して課金する方式。エリアの外から中に入る車両だけでなく、エリア内のみを走行する車にも課金されるため、鎌倉市は公平性の観点から、市民からも最大1割程度課金することも検討している

市はエリアプライシングについて、交通渋滞を解消することで住宅地と観光地が共存でき、市民が安全安心に暮らせる環境の回復が期待されるとしている。

なお、エリアプライシングについては鎌倉以外にも候補地があり、9月7日の国土交通省の研究会で、数カ所が選定される予定だ