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爆発音か? アルゼンチン潜水艦、最後の通信から3時間後に…

乗組員44人が消息を絶つ。家族は激怒「1週間も待たせた挙げ句」

2017年11月24日 09時32分 JST | 更新 2017年11月24日 09時32分 JST
Handout . / Reuters
消息を絶ったアルゼンチン海軍の潜水艦「サンフアン」

大西洋を航行中に消息を絶ったアルゼンチン海軍の潜水艦に関して、最後の通信から4時間後に周辺海域で爆発のような音が検知されていたことが明らかになった。ロイター通信などが報じた。

行方不明になったのは、1983年に建造されたドイツ製のディーゼル発電型の潜水艦「サンフアン」。11月15日、ブエノスアイレスから約430キロ離れた沖合いで信号を送った後、行方不明となった。アルゼンチン海軍は、アメリカやチリなどの協力を得て周辺海域の捜索を続けている

アルゼンチン海軍は23日、最後の通信から約3時間後の15日午前10時すぎ、爆発のような異様な音が国際的な核実験の監視網「CTBTO」によって周辺海域から検知されていたと明らかにした。

海軍の広報官エンリケ・バルビ氏は、異様な音が「爆発と一致している」と話した。爆発だった場合の原因や、船舶が攻撃された可能性については十分な情報がないという。

■乗組員の家族から怒りの声

乗組員の生存が不安視されることになった今回の発表について、潜水艦の乗組員の家族からは怒りの声が出ている。

イギリスの新聞「ガーディアン」によると、サンフアンのソナーオペレーターの妻は、「海軍がこれまで情報を把握してなかったとは思えない。1週間も私たちを待たせた挙げ句、この仕打ちとはとんでもない奴らです」と話した。