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命綱なしのパフォーマンスをしていた中国人男性、62階建てビルから転落死

高層ビルでの危険なパフォーマンス動画をアップする人は「ルーフトッパー」と呼ばれる。

2017年12月13日 07時08分 JST | 更新 2017年12月13日 07時14分 JST

命綱なしで超高層ビルなどの高所に登るパフォーマンス動画をアップしていた中国の男性が、湖南省長沙市にある62階建てのビルから転落し、死亡した。転落した瞬間の動画が流出したことから明らかになった。

呉永寧さん(26)は11月8日、高さおよそ260メートルの高層ビル「華遠國際中心」の屋上から、命綱をつけずにビルの縁にぶら下がろうとして転落し、死亡した。

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Wu Yongning fell 62 floors to his death in November 

危険なスタントに挑んでいた呉永寧さん※事故当日とは別の動画より

高層ビルで危険なパフォーマンスをして動画をアップし、再生回数で収入を得る人たちは「ルーフトッパー」と呼ばれる。呉さんは中国版Twitter「ウェイボー(Weibo)」に60万人以上のフォロワーを持つルーフトッパーで、11月8日も、ビルの屋上でパフォーマンスをする様子をライブストリーミング(動画中継)しようとしていたとみられる。

死亡した当日の動画には、ビルの屋上の縁で懸垂をしようとした呉さんが足を引っ掛けて屋上に戻ろうとしたがうまくいかず、そのまま転落する一部始終が収められている。

呉さんのガールフレンドが今週、ウェイボーに動画を投稿し、呉さんの死亡が明らかになった。

地元ニュースメディアの「長沙イブニングニュース」によると、呉さんは生前、病気の母の治療費を捻出するために動画で収入を得ようとしていたという。彼が公開した動画には、絶対に真似をしないよう、警告を出していた。

※事故当日とは別の動画

呉さんの死をめぐり、中国国内のメディアではライブストリーミングの危険性について警鐘を鳴らしている。中国の英字新聞「チャイナ・デイリー」は、こうしたライブストリーミングのアプリを規制する必要性を主張している。

ハフポストUK版より翻訳・加筆しました。
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