キンコン西野「成人式をプレゼントします」 はれのひ被害者に呼びかける。友達も出席OK

先着150人。写真撮影会のほか、船上ディナーも
「キングコング」の西野亮廣さん
「キングコング」の西野亮廣さん
時事通信社

「はれのひ」の被害にあわれた方に、成人式をプレゼントしますーーお笑いコンビ「キングコング」の西野亮廣さんが呼びかけている。

西野さんは1月11日、公式ブログを更新。着物の販売・レンタルなどを手がける「はれのひ」が突然店を閉じ、成人式に参加できなかった人などを対象に、成人式の代わりとなるイベントを実施すると発表した。式典などは行わないが、2月4日に横浜で、着物を着ての写真撮影会とクルーザーでの船上ディナーを実施するという。西野さん自身も、船上ディナーには出席する予定だ。

申し込めるのは、「はれのひ」の被害を受けた人のほか、インフルエンザや仕事などの理由で今年の成人式に参加できなかった人。着物のレンタル代やヘアメイク、写真撮影、船上ディナーの費用などが無料となる。

インターネットからの申込みで、先着150人を受け付ける。友人や両親らと参加したいと考える人のために、1人につき2人まで、船上ディナーへの同伴もOKだという。

プレゼントする理由について、西野さんは、「大人になる日に大人が裏切ってしまったことを、同じ大人として、とても申し訳なく、そして恥ずかしく思っています」とブログでコメント。「大人が面白くない未来は面白くないので、今回失った信用はキチンと取り戻したいと思います」などと綴った。

なお、「はれのひ」の被害にあった人のために、成人式をもう一度実施しようという動きは他にもある。八王子市で呉服店を営む西室真希さんもそのひとりで、2月に式典などを実施予定だという

NHKニュースによると、西室さんは、八王子市でも晴れ着を着られない新成人が相次いだことを受けて、当日、急きょ着付けのボランティアをした。改めて成人式を実施したいとする理由について、西室さんは「被害にあった子が泣き崩れる姿を見て、せっかくの成人の門出を悲しみの渦にけり落とした業者のことが、同じ呉服業界として許せず、何かしてあげたいと思いました」などと語った。

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