有安杏果が「ももクロ」卒業を電撃発表 「何も予定のない日々を人生で一度くらい過ごしてみたい」

2015年には扁桃腺摘出手術を受けるなど、身体の不調と戦いながらアイドルとしての活動を続けた。
ももいろクローバーZ(一番左が有安杏果。撮影=2015年4月18日)
ももいろクローバーZ(一番左が有安杏果。撮影=2015年4月18日)
時事通信社

アイドルグループ「ももいろクローバーZ」の有安杏果(22)が、グループから卒業することがわかった。グループの公式サイトと自身のブログで1月15日、発表した。

有安は卒業を決断した理由について「ありがたい環境でやらせていただきましたが、子役時代から22年間やってきた世界から一度距離を置いて、普通の女の子の生活を送りたいという想いが強く」なったと説明。今後については「具体的には何も決まってません。逆に何も予定のない日々を人生で一度くらい過ごしてみたいなと思ってます」とした。

また、メンバー、スタッフやファンには、「みなさんにはどれだけ『ありがとう』と言っても、感謝の想いを伝えきれません。今回の私のわがままに対してはいろんな意見があると思いますが、8年間一緒に歩いてきたみなさんの中に『お疲れ様』と言ってくれる人が一人でもいたら嬉しく思います。8年間、本当にありがとうございました」と感謝を綴った。

有安はEXILEのバックダンサー"キッズダンサーズ"などを経て、2009年7月に「ももいろクローバー」に加入した。イメージカラーは緑。ダンスと歌唱力を武器に活躍していたが、2013年には喉の治療で2カ月のあいだ声が出せなくなるアクシデントに見舞われ、2015年には扁桃腺摘出手術を受けるなど、身体の不調と戦いながらアイドルとしての活動を続けた。

2013年に日本大学芸術学部写真学科に合格し、入学。芸能活動と学業を両立し、2017年3月に4年で卒業した。2017年10月には初のソロアルバム「ココロノオト」をリリースし、日本武道館での単独公演も行っていた。

東武東上線ふじみ野駅の一日駅長を務めたアイドルグループ「ももいろクローバーZ」の有安杏果さん=2017年4月5日、埼玉県富士見市
東武東上線ふじみ野駅の一日駅長を務めたアイドルグループ「ももいろクローバーZ」の有安杏果さん=2017年4月5日、埼玉県富士見市
時事通信社

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