「吉本坂46」デビュー決定。乃木坂46、欅坂46に続いて、まさかの坂道シリーズ第3弾

よしもと所属であれば誰でも応募ができるが、唯一対象外なのは…
吉本興業株式会社東京本部(東京都新宿区)
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時事通信社

坂道シリーズ第3弾「吉本坂46」年内デビュー よしもと男女6000人から選抜もNMBは対象外

秋元康氏(59)と吉本興業によるプロジェクト「吉本坂46」が始動することが21日、わかった。秋元氏が本気でプロデュースする同グループでは、コント感、ゆるいバラエティー感は一切不要のアイドルユニットになる予定で、乃木坂46、欅坂46に続く"坂道シリーズ"第3弾として位置づけ。1991年から99年まで活動していた吉本印天然素材では、雨上がり決死隊、FUJIWARA、ナインティナインといった売れっ子芸人たちがアイドル的な人気を獲得し、その後のブレイクへとつながっていったが、今回は秋元氏のプロデュースにより、また違ったグループが結成されることとなりそうだ。

応募資格は、芸人、落語家、文化人、俳優、タレント、スポーツ選手、ミュージシャンらよしもと所属タレント6000人が対象。芸歴・男女不問で、よしもと所属であれば誰でも応募ができ、ユニットの芸人でも個人としてエントリーする。応募の締め切り予定は3月上旬で、そこから社内選考、秋元氏による最終審査を経て、年内にはメンバーが決定する予定。NMB48のメンバーは対象外で、過去に同グループに所属していたタレントからの応募があった場合の対応は、今後協議するとしている。デビュー後は乃木坂、欅坂とのコラボやライブでの共演も行われる見通しだ。

プロジェクトの詳細はこの日、東京・ヨシモト ホールで行われた会見で、ジミー大西ペナルティワッキー南海キャンディーズしずちゃんらよしもと芸人が約100人集結する中で発表。よしもとクリエイティブ・エージェンシーの藤原寛社長は「マジです。真剣にいきます」と説明した上で、ソニーミュージックからのメジャーデビューする予定であることと、ゆくゆくの目標として「東京ドーム公演」「紅白歌合戦出場」の2つをぶち上げた。

恋愛禁止、メンバーによる総選挙、握手会といったルールやシステムが「吉本坂」にどこまで適用されるのかは、今後正式に決まっていくそうだが、次長課長の河本準一は「乃木坂、欅坂の勢いを考えますと、吉本も一緒になって上り坂を駆け上がっていきたいなと思います」といち早く立候補。「ライバルは平手(友梨奈)ちゃんです。坂道シリーズの一員になれるということは、吉本坂に移籍してきたり、兼任するっていうこともあるかもしれないですから」と姉妹グループとの交流を期待した。

南海キャンディーズのしずちゃんも「芸人になる前はアイドル志望で、キャーキャー言われたかったので、アジアンの隅田(美保)さんと一緒に婚活も兼ねて一緒に入りたい。チヤホヤされたいです」と色気。一方、ジミーは「僕、仕事たくさんあるんですよ。忙しい合間をぬって、けいことかするわけでしょう? もう年齢も年齢やし...でも、もしグループに入れたら、レモンが似合うアイドルになりたいです」とマイペースなコメント。MCを務めた陣内智則から「レモンは『ザ・テレビジョン』の表紙で持つから...という意味ですよね」とフォローを入れられると「ありがとうございます」と満面の笑みを見せていた。

■秋元康氏のコメント全文

みなさんこんにちは、秋元康です。

この度、大崎社長のほうからお話がございまして、乃木坂46、欅坂46につづく、グループを吉本でも作りたい、ということで吉本の芸人のみなさんにご協力をいただいて、吉本坂46を作りたいと思います。

吉本坂が、乃木坂、欅坂のように本当にあるのかは分かりませんが、人気も上り坂、下り坂、いろいろあるように、きっと吉本にも坂があるのでしょう。ですから、吉本坂46、これをプロデュースしたいと思います。

応募資格は、これからオーディションをするわけですが、芸人のみなさん、男女問わず、年齢問わず、経験問わず、どなたでもご応募いただけます。

そして、オーディションをさせていただいて、その中から、まぁ何人でしょうね。まだ決めておりませんが、最強のグループを作りたいと思います。

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