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【ミャンマー大変化の予想4選】これから5年でミャンマーのここが変わる!

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今、日進月歩で変化を遂げつつあるミャンマー。

前回は「劇的に変化し続ける、ミャンマー。過去5年で変わったこと、5つ」についてご紹介しましたが、今回は、これからの5年で変わりそうな、ミャンマーの事情を4つご紹介します。

独断と偏見でのチョイスですが、どうかご容赦くださいませ。
 
 
 

1.ヤンゴン市内の移動が便利に?電車の利便性UP

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ヤンゴン市内で移動をするとなると、主要な交通手段に車やタクシー、バスしかないというのが、真っ先に突き当たる不便さです。

東京では今や欠かせない鉄道は、ミャンマーではイギリス植民地時代に整備されていたものの、その後十分なメンテナンスがされなかったため設備が老朽化したまま放置されてきました。

そのため、ヤンゴン市内を走る山手線をひと回り大きくした大きさの環状線は速度が遅く、本数が少ない上に時間通りに来ないことも日常茶飯事です。

JICAの調査によるとヤンゴンの鉄道分担率はたったの0.6%。これを改善しようと、現在その環状線の改修事業が行われています。

5年後には電車の本数も増加し、速度も上がり、もっともっと電車が使いやすくなっているはずです。
 
 
 

2.ヤンゴン版丸の内!?新しいホットエリアが誕生

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民主化してから今日までの数年の間に、次々と新しいお出かけスポットが誕生してきたヤンゴンですが、そのほとんどは話題性のあるテナントがたくさん入居する「ショッピングセンター」で、それがあちこちに点在しているような状況でした。

例えるならば、新宿には伊勢丹、渋谷には東急しかない、という感じです。それが、これから5年で商業施設単体のような「点」ではなく、「エリア」として面的に賑わっていきそうな場所があります。

そのひとつは、ダウンタウンの中央駅周辺。

ここでは、シャングリラホテルが商業と事務所から成る別館を建設中で、そのすぐ近くでは地元デベロッパー2社が5つ星ホテルや事務所、商業施設等から成る大型複合開発を進行中です。駅近くにハイエンドなホテルや事務所が集積するこのエリアは、完成するとまるで丸の内のようになります。
 
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もうひとつはインヤー湖という、ヤンゴン中心部の湖の西岸沿い。今月には地元の大手スーパーがモール型施設をオープンし、そのすぐ隣りではスタイリッシュなデザインの5つ星ホテルが完成間近です。

またそこから徒歩5分以内の通り沿いには市民の憩いの場となっている湖畔エリアが続いています。5年後、このあたりはまるで皇居とそれを臨むように建つホテルのある丸の内のようになるかもしれません。
 
 
 

3.ミャンマー人の海外旅行、外国人のミャンマー旅行が増加

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実はこれは既に起こり始めているのですが、5年後に最も大きく変化しているであろうことのひとつに、外国との物理的なつながりの強化があります。

民主化後の2012年には日本や韓国、翌年には香港が直行便を開始し、今年8月にはドバイへも乗り換え無しで行けるようになりました。現在ミャンマーに直行便を就航している航空会社は全部で31にも上り、この数字はこれからもっと増加していきそうです。

そうした背景を受け、2011年に80万人だった外国人旅行客は、2016年は600万人を超えると見込まれています。さらには将来の更なる旅行客の増加を見越して、ヤンゴン近郊の都市で新空港建設の話も進んでいます。

一方、これまで外国に出ることを厳しく制限されていたミャンマー人にもアウトバウンドの流れが来ています。シンガポールが年内にミャンマー人のシンガポール短期滞在のビザフリー化を宣言。

LCCの発着の増加などと相まって、ミャンマー人の海外旅行もますます身近になっていくものと予測されます。
 
 
 

4.メイド・イン・ミャンマーが増える

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洋服、靴、日用品に家電......。ミャンマーは買い物に行って手に取る商品のほとんどが輸入品という輸入大国です。

中国産やタイ産の安価な品物が大量に流入していて、ショッピングセンターに行っても露店に行っても、ミャンマー製品だけを見ることはまずありません。

国の経済成長の追い風が吹き始めて、外資も積極的に進出を開始している中で、新規営業を開始する製造工場も徐々に増えてきています。

5年後にはメイド・イン・ミャンマーの製品がもっともっと身近に増えていてほしい! これは予測というよりも、私の個人的な願いです。

色々なことが日々刻々と変わっていくミャンマー。

皆さんもミャンマーに来て、そんな変化を目にしたくありませんか?

旅行でもお仕事でも、ひとりでも多くの方がミャンマーを訪れてくださることを現地にて心待ちにしています。
 
 
 
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ライター
大澤 四季/Shiki Osawa

一橋大学卒業後、森ビル株式会社に入社。住宅事業部や開発統括部で不動産管理運営、再開発、エリアマネジメント立ち上げの経験等を経た後、2015年11月、大学時代より毎年通い続けたミャンマーに移住。不動産開発プランナーとして、Yoma Strategic Holdings Ltd.(ミャンマーの複合企業SPAグループのSGX上場グループ会社)に勤務。
 

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