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日本を「開国」するために、黒船の船長になる〜Jellyfish 新城優 代表〜

2015年07月30日 22時49分 JST | 更新 2016年07月28日 18時12分 JST

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ベトナムで人材紹介会社を経営されていますが、なぜベトナムで始めようと思われたのでしょうか?

日本の人材会社の支店立ち上げをするために中国で3年間働いていたのですが、自分で事業を興したいと思い、退職をしてASEAN諸国を周りました。

その際にベトナムに来て、「ここだ!」と思ったのです。

ベトナムは、現在ビルが次々と建てられていて、平均年齢が29歳ぐらい。

今のベトナムは、日本で言う「丸の内OL」といったブランドがようやく出てくる時期で、あのビルで働きたいとか、あの会社に勤めたいとか、そういった憧れを持つ若者が増えています。

平均年齢となる30代前の年代は、今後のベトナムを創っていく世代。話を聞くと、「これからのベトナムを作っていくのは自分たちだ!」というベトナムへの思い入れが非常に強い。

そういったベトナムの若者の話や街の発展を目にしたことが、ここでやっていこうと思う決め手になりましたね。

我々はあくまで外国人としてベトナムでビジネスをさせていただいている立場なので、ベトナムに対して最大限の価値提供、つまり、その地域のなかでトップになれるようなことをしなければと思っています。

だから、常に「ベトナムでNO.1になるぞ!」という思いを持って行動していますね。

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事業内容について教えて下さい。

Jellyfishグループの事業軸は、「教育・留学・就職」の3つ。

アジア各国で現地での日本語教育と留学、日本留学中の各種生活支援そして企業への就職までの一貫したサービスを提供させていただいており、弊社では日系企業向けの人材紹介を行っています。

我々のターゲットは日本人ではなく、ベトナム・フィリピン・インドネシアといったASEAN諸国のため、拠点を置いているのもこの3カ国です。

たとえば、ベトナムで働きたいフィリピン人を紹介する、またはインドネシアで働きたいベトナム人を紹介するなど、我々のネットワークのなかで人材の流動化を作りたいと思っています。

私は、人材紹介ビジネスは非常に価値があると考えています。

なぜならば、ビジネスに関わっている「雇用する会社」、「雇用される人材」、「紹介会社」の3者がWin-Win-Winの関係になるビジネスはなかなかないと思うから。

良い人材が会社に入って活躍すると会社にとってプラスになり、雇用される人材も自分自身のキャリアを築くことができます。

双方が本当に満足できるこのトライアングルが大きくなればなるほど、社会に与えるインパクトは大きくなる。だから、面白くてやりがいを感じるのです。

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人材会社を経営することを通して、どのような社会の実現を目指されているのでしょうか?

「日本に外国人が当たり前のようにいる」社会を創りたいと思っています。

つまり、日本を「開国」したい。

これから日本は確実に人口が減っていくので、ASEAN諸国から人が入ってくるようにする必要があると考えています。

しかし、外国人だけが乗り込んできたら、それは江戸時代に開国を求めてペリーが引き連れてきたような「黒船」に見えて日本人は恐れをなしてしまうでしょう。

もし、その船の船長が日本人であればきっと受け入れやすくなるはず。

だから私はASEAN諸国で人材会社を始めて、その船長になろうと思ったのです。

今は日本人というだけで高い評価を得る場合がありますが、同じ国のなかの同じ土俵で、「仕事の能力」というスキルだけでフラットに評価される社会が来るでしょう。

開国するために、ベトナムNO.1の人材会社を目指して突き進んでいきます。

新城 優さんの一日のスケジュール

5:20 起床、ランニング

6:30 朝食、支度

7:00 出社

8:30 関係各部署ミーティング

11:30 ランチ

13:00 営業同行他業務

19:00 当社CREWと食事

21:00 帰宅、メール対応、他業務

24:00 読書、就寝

<プロフィール>

新城優(YU SHINJO)

JellyFish HR Co.,Ltd /CEO、株式会社JELLYFISH/取締役

大学卒業後、ITベンチャー企業を経て株式会社インテリジェンスへ入社。

同社中国拠点の営業〜拠点開発を担当。上海、蘇州、天津にて3年間勤務後、退職。その後プノンペンにて約6ヶ月間、企業進出コンサルティング会社の立ち上げをサポート。2013年8月JellyfishにJoinし、JellyFish HRを設立代表に就任。

■JellyFish HR WEBサイト http://jellyfishhr.jp/

<取材・ライタープロフィール>

ABROADERS 代表 濱田 真里/Mari Hamada

海外で働く日本人に特化した取材・インタビューサイトの運営を4年間以上続けている。その経験から、もっと若い人たちに海外に興味を持って一歩を踏み出してもらうためには、現地のワクワクする情報が必要だ!と感じて『週刊アブローダーズ』を立ち上げる。好きな国はマレーシアとカンボジア。

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週刊ABROADERSは、アジアで働きたい日本人のためのリアル情報サイトです。海外でいつか働いてみたいけど、現地の暮らしは一体どうなるのだろう?」という疑問に対し、現地情報や住んでいる人の声を発信します。そのことによって、アジアで働きたい日本人の背中を押し、「アジアで働く」という生き方の選択肢を増やすことを目指しています。

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