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日本人大関陣の奮起を

2014年10月01日 14時09分 JST | 更新 2014年11月30日 19時12分 JST
時事通信社

■秋場所は盛り上がったけど......

2014年大相撲秋場所は、新入幕逸ノ城(いちのじょう)が大暴れ。100年ぶり2人目の新入幕優勝を逃したが、「大関候補」と言っても過言ではない好成績を残した。

しかし、「残念」というより、「相も変わらず」なのは、大関陣である。ここ数年、序盤で下位力士に星を落とし、終盤は大関同士が星のつぶしあいにより、第68代横綱朝青龍ならびに、第69代横綱白鵬の独走を許した。無論、大関が優勝争いを盛り上げた場所はあるけど、なかなか続かない。

なお、秋場所は琴奨菊と稀勢の里が9勝6敗、新大関豪栄道が8勝7敗と言う不本意な成績で終わった。

■現役の優勝力士に大関はいない

現在、幕内最高優勝(以下、優勝)を記録した現役力士は、白鵬(31回)、第70代横綱日馬富士(6回)、第71代横綱鶴竜(1回)、旭天鵬(1回)の4人。現役3大関は1回もない。

現役大関が3人もいて、優勝力士が1人もいないのは、さびしい。3人とも優勝を争った場所はあるが、いずれも大事な一番での取りこぼしが響き、自滅している。もどかしい思いで、本場所を終えたはずだ。

3大関の平均年齢は28.7歳(3横綱は29.3歳)。まだまだ力を出せる年齢とはいえ、"優勝のラストチャンス"が刻一刻と近づいている。

2014年11月9日から大相撲九州場所が始まる。"ガラガラの九州場所"から、"毎日満員御礼の九州場所"を復活させるには、さらなる土俵の充実のほか、3大関が千秋楽までハイレベルな優勝争いをするしかない。