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毎朝4時半に起きる生活を10年以上続けて感じることは

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early in the morning

 早朝に起きる習慣になってから、もう10年以上経つ。
 最近は、だいたい4時半に起きる。
 そもそも、僕が早起きを習慣とするようになったのは、海外向け専業のネットショップを運営し始めたころ、早朝に商品をアップするのが一番多くのお客様にアクセスしてもらえたからだ。
 当初は、予約登録のようなシステムはまだつけていなかった。
 予約投稿をできるようにしてからは、早起きは業務上は必須ではなくなったのだけど、早起きのまま今日に至っている。

 ライフハックの記事で、早起きがいかに生産性が高いかというものをよく見る。
 僕もそう感じてはいるのだけど、しょせん人それぞれだ。
 僕は早起きを強く勧めるつもりはないが、毎朝4時半に起きる生活のプラス面とマイナス面を書いてみよう。

☆メリット

1.習慣をつくりやすい

 早く起きた朝の時間は、誰かにじゃまされたり、用事で中断することがない。
 毎日、その時間に起きることを習慣にすれば、無理なく起きることができるし、完璧に静かで高質な時間を、毎日手に入れることができる。
 たとえば、旅行へ行ったり、出張先でも、それは継続できる。
 僕はここ2年半ほどブログの毎日更新を続けているが、それができているのも朝型の生活によるところが大きい。2年半続けたブログのおかげで、人生は劇的に変化してきたのだけど、それについては今は割愛する。
 何かを長期間続けようとしても、たいていやる気が続かない。だけど、習慣にしてしまえば、やる気がない時でも、容易にそれを続けることができる。
 早起きして朝に時間をつくるということは、そのためのもっとも効率的なライフスタイルだと思う。

2.頭の回転が良いときにもっとも大事な仕事ができる

 僕の場合、早朝が一番、頭の回転が速い。普段はあまりそれを感じないのだけど、たとえば、難しい文章などを書いてみるとテキメンにその差を認識できる。
 時間に追われていると、大切だけど緊急性の低い仕事というのは、どうしても後に回しがちになる。後に回している間に、アタマは消耗しており、やっと時間がとれたときには、アタマのパーフォーマンスはかなり落ちているということになる。
 朝に一定の時間があれば、そこに一番難しい仕事をもってくることができる。

3.誘惑から自然と遠ざかる

 昼間の仕事が終わったあとの時間は、基本的に、世の中は、「人生を愉しむ」ためのモードに突入している。
 酒宴に誘われたり、面白いテレビ番組をしていたり・・・
 毎朝4時半に起きる習慣を続けるためには、21時半から22時半にはベッドに入らなければならず、「お楽しみモード」の時間はそこでエンド!強制終了となる。
 普段から、「4時半に起きているので、子供が寝る時間には、もう目を開けていることができません!」と宣言しておくと、悪い誘惑もお断りしやすい。

★デメリット

1.映画を見るなどリラックスできる時間が減る

 
 メリットで書いたように、「お楽しみモード」の時間は短くなる。そのため、たとえば、映画も見たり、小説を読んだりする時間が極端に減る。
 晩御飯を食べてほっとするのは、だいたい8時から8時半だ。風呂に入れば、9時近くになる。もう、そこから、1本の映画を見る時間は残されていない。
 僕の場合、この生活を始めてからというもの、映画を見る本数が極端に減ってしまった。

2.付き合いがしにくくなる

 お酒を飲みに行っても、夜の11時には眠たくなる。家に12時に帰りついたら、睡眠時間は4時間しかない。
 これは辛い。
 上に書いたように気のすすまないお付き合いをせずにすむ反面、自分のとって大切な人とのおつきあいにも、ついつい腰がひけてしまうようになる。
 僕の場合、飲みに行って午前様というのは、多い月でも月数回程度になってしまった。
 
3.共通の話題が減る
 
 仲間やお客様と同じ時間帯にテレビを見ていないし、あまり飲みにも行かないので、雑談に不可欠な軽い共通の話題が減ってしまう。
 そのために、寂しい思いをすることが多い。
 
 
 *****

 僕の体験から言うと、朝型の生活というのは、自分の時間の使い方、「消費」にかける時間と「生産」にかける時間の分配を変えてしまう効果がある。
 何かをこつこつとおこなって自分の能力を開発したり、長時間かけて仕事とは違う何かをつくりあげたりするためには、朝型の生活は、障害となるものが少なく、ラクにそれを続けることができるという点で優れている。
 ただし、そのために失うものも大きい。そもそも人生は愉しむためにあるのでは、という声に反論する術はない。

 はっきりしている。
 現在と将来の愉しみの合計を最高にするベストの生活は、夜型でかつ鉄壁の意志力をもつことだ。
 もし、僕に鉄壁の意志力があればそうしているし、世の中には、朝型ではない凄い人たちもゴマンといることを考えれば、それが可能な人は多くいるはずだ。


 あなたは、朝型ですか、夜型ですか?

photo by Rod Waddington

2014年8月14日「ICHIROYAのブログ」より転載)

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