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女性は、なぜ"愛する人"でも別れてしまうのか。男性の知らない事実

2015年11月29日 23時52分 JST | 更新 2015年11月29日 23時52分 JST
Robert Benson via Getty Images
A pretty young girl stares at the eyes of a smart young man stands close to her.

私は結婚カウンセラーとして、これまで男女の夫婦生活や恋愛関係のこじれを幾度となく手ほどきしてきました。しかし、どんなにこじれた関係であったとしても、すべての男性が知っておきべき、変わらない事実がひとつだけあります。女性は男性を心から愛していても、別れを告げることがあるということです。

女性は苦しむでしょう。心が張り裂けそうになるでしょう。でも、去っていくのです。勇気を奮い起こし、思いつく限りどんな手段を使ってでも、去っていくのです。それが。子供がいて、家庭があって、人生をともに歩んできた相手でも。

女性が男性に別れを告げる理由は、数多くあります。その中でも、「男性が心ここにあらずだから」という理由には、とても考えさせられてしまいます。仕事をして、ゴルフやゲームを楽しみ、テレビを見たり、釣りをし......挙げるとキリがありませんが、こんな風に、仕事や趣味などの楽しみがある男性は素敵です。良き父親であり、家族を養い、頼りがいのある存在でしょう。人に好かれる素敵な人です。でも、そんな人ほど、自分の妻に対しては、「釣った魚にエサをやらない」のです。「心ここにあらず」なのです。

「妻はあなたの所有物ではないのです。妻の魂に寄り添うことはできません、それに値するパートナーでなければ」

同僚の女性は、私に「旦那から自由になって、誰か素敵な人と恋に落ちたいわ」などと話すことがあります。でも、そんな自分の気持ちを恐ろしく感じるのでしょう。ときどき泣き出してしまうことがあります。

何が正しくて何が間違っているかという議論をしているのではありません。ただ事実をお話しましょう。男性は、自分の感じるままに怒ったり、傷つけたり、憤慨してもいいのです。日々、一瞬一瞬のときの中で、あなたという存在や、あなたが生きていることが、あなたの大切な妻の心を射止め続けるでしょう。妻は、あなたがいることを感じたいのです。あなたと、悩んでいることについて話をすること望み、自分の気持ちを聞いてほしいと思っているのです。

ただ相槌を打ってほしいということではありません。なだめてほしいというわけでもありません。意見を真っ向から否定してほしいわけでもありません。

「あなたの妻は、あなたの情熱を感じたいのです。自分の情熱を感じることができますか?」

あなたの妻は、自分のことをあなたに感じてほしいのです。心が触れ合わないセックスを望んでいるわけではありません。あなたの情熱を感じたいのです。自分の情熱を感じることができますか? それを、妻に伝えることができますか? 情熱といっても、妻への性的な情熱ではありません。あなた自身の、生きることへの情熱です。そんな情熱がありますか? それは人として、最も魅力的なことなのです。もしも失ってしまったのならば、なぜでしょうか? どこへいってしまったのでしょうか? 探してみましょう。見つけましょう。もしも見つけられないのならば、自分の人生を生きているとはいえないから。

もしも、自分は、いまというときを妻とともに生きていると思うのならば、聞いてみてください。自分が戸惑っていると思うのならば、きちんと向き合ってください。あなたの妻を見つめてください。どのくらい深く見つめることができるでしょうか。もう一度。もっと深く。視線を受け止め、いつもより長く、ちょっと居心地が悪くなるくらいに。

何をしてるの? と聞かれたら、「あなたを見つめているのです。深く見つめたいのです。あなたという人をもっと知りたいのです。何年も連れ添った今も、あなたのことを知りたいのです。来る日も来る日も」。本当にそう思っていないのであれば、もちろん言ってはいけません。本当に心からそう感じるときに、言うのです。

「大変なことを言っているわけではありません。1日の中のたった5分のことなのです。あなたが生涯を共にする女性と、心を通わせるために」

心のすべてを向けて、触れてください。手を触れる前に、自分の手の感覚に集中して。触れる瞬間に、どんなことが起こるか感じるのです。あなたの身体は、何を感じますか? どんな小さな感覚や感情でもかまいません(このように自分の感覚や感情に向き合うことは、マインドフルネスと表現されることもあります)。そしてあなたの妻に、自分が感じるすべてを、その一瞬一瞬で伝えるのです。

忙しい? そんなことをするほど時間がない? それなら、5分間ならどうでしょう。1日たった5分だけ。できると思いませんか? わざわざ素晴らしいディナーやデートに出かけろいっているわけではありません(行けるに越したことはありませんが)。1日のたった5分のことなのです。あなたがパートナーと、心を通わせるために。心で向き合い、意見するのではなく受け止めるのです。どうでしょう。もしも一度そうすることができたなら、どういうことか理解したら、きっと止めることはないでしょう。

追伸:上記のことは、男女が逆の場合でも同じことですよ。

このブログはハフポストUS版に掲載されたものを翻訳しました。

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