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息子はいま、三歳です

2014年04月02日 15時35分 JST | 更新 2014年06月01日 18時12分 JST

うちの息子はただいま三歳二カ月。体重14キロ、身長90センチ。脳梗塞の後遺症で右手と右脚が不自由ですが、元気に毎日、おしり歩きをしています。

歩行補助器も使って歩く練習もしています。やんちゃです。ものを投げるわ人の顔をぶつわ......「女の人の顔をたたいちゃだめだよ」と言ったら、なでなでしてくれました。

週1回、障害児が通う保育園にも行っています。

本当は、地域の保育園に入れたいと思っていました。そのために、障害児を受け入れてくれるという保育園が近くにあるマンションに引っ越してきたほどです。

しかし、相談の結果はだめでした。人工呼吸器を付けた息子を受け入れるのは難しいという結論でした。「お母さんがついてくるなら」と言われましたが、それでは保育園ではありませんよね。

でも、息子はどんどん成長しています。

人工呼吸器を付けているために気管を切開していますから、声を出せないのですが、誰も教えていないのに自分で声を出す方法を発見しました。のどのカニューレの管のあなをふさぐと、声帯が震えるんですね。ずっとふさいでいると窒息してしまうんですが、声を出したいときに自分の手であなをふさいでいます。「はい」とか「おはよう」とか、言うことができます。

変わったところでは「サザン」と言うこともできます。サザンオールスターズのサザンです。息子は、サザンが大好きなのです。

私と夫がサザンが好きでよくDVDを見ていたら、息子も気に入って、手を振り上げたりしてノリノリで聞いています。エアギターも得意です。「ペコちゃん」というと、舌をぺろっと唇の上に出してくれます。それから...私の仲間、党三役のお一人の顔真似も上手!

こういういろいろな技が増えていくのを見ると、成長したんだなあとつくづく思います。震災のあった2011年の3月11日は、彼はまだ生まれて二カ月後。二回目の手術をしたばかりで保育器のなかでした。病院の電話は通じず、母と夫と車で急いで向かいました。

病院は自家発電。保育器の列はかしいでいたけど、その中のチューブにつながれた小さな息子を見たときは安堵のあまり腰が抜けそうになりました。

いま、時には公園に出かけてブランコにのったりもしています。寝るときは甘えん坊さん。左手で右肩をとんとん、とたたいて、眠るまで私に肩をたたいていて、と催促します。

春......息子と一緒に桜を見に行きたいと思っています。