Huffpost Japan
ブログ

ハフポストの言論空間を作るブロガーより、新しい視点とリアルタイムの分析をお届けします

TABIPPO.NET Headshot

まるで映画の世界!トルクメニスタンの地獄の門がこの世のものとは思えない!

投稿日: 更新:
印刷

皆さんは中央アジアに"トルクメニスタン"という国があるのをご存知でしょうか?国土の85%が砂漠というトルクメニスタン。

砂漠の下には天然ガス、そしてカスピ海には石油を埋蔵している天然資源が豊富な国という一方、気温が夏はほぼ全域で40度〜50度、冬は0度以下まで下がるという厳しい環境の国です。

アクセスの不便さなどからあまり旅人が訪れる事のない国ですが、今回トルクメニスタンを3日間旅をし、ぜひ多くの方に訪れて頂きたいと感じたのでご紹介させていただきます。  

白い大都会首都アシガバート

2015-09-24-1443085403-2738588-Turkmenistan9.jpg

トルクメニスタンの首都アシガバートには旧市街と新市街があり、注目して頂きたいのは新市街です。どこを見渡しても真っ白な建物が立ち並んでおり、その巨大さと迫力に圧倒される事でしょう。

建物を白くしている素材は大理石なんです。今まではトルコやギリシャから大理石を輸入していたのですが、トルコやギリシャの大理石が底をつき、現在では中国、そして南アメリカ大陸のチリからも輸入をしているそうです。

奇抜な形をした建物も数多く「世界で一番大きい"星型建造物"」や「世界で一番大きい"屋内観覧車"」といったように、「世界で一番大きい」ものも目立っています。

 

アシガバートの夜は七色に輝く

2015-09-24-1443088955-9406059-Turkmenistan8.jpg

昼間は真っ白な建物が立ち並ぶアシガバートですが、夜になると多くの建物のライトアップがはじまります。

しかも、単色のみでのライトアップではなく、赤・青・緑・紫・ピンク・黄・白といったように次々と色を変えていくのがアシガバートの夜。

新市街の様々な場所に建てられたモニュメントの周りには公園があり、夏の夜になるとたくさんの方が訪れピクニックをしています。

トルクメニスタンでは外国人観光客が非常に珍しく、大半の外国人観光客は欧米諸国からのツアー客だという事でしたので、日本人がいくとたくさん話しかけられます。ピクニックにも混ぜてもらえるかも?

トルクメニスタンは料理も美味しい

2015-09-24-1443089110-7542432-Turkmenistan10.jpg

中央アジアの西の端に位置するトルクメニスタンでも中央アジア料理を楽しむ事ができます。羊肉・にんじん・たまねぎ・お米で作った中央アジアのピラフ"プロフ"。

ひき肉と野菜を包み込んだ水餃子のような"マンティ"・コンソメスープの中にパンと羊肉をいれた"ドグラマ"・肉汁たっぷりの"サモサ"など。

料理以外にも果物や野菜の栽培が盛んなトルクメニスタンですが、特にメロンは国の誇りをかけた特産品とも言われており、毎年8月の第2日曜日はメロンの日という祝日に制定されています。

 

最大の見所"地獄の門"とは?

2015-09-24-1443089187-1547650-Turkmenistan6.jpg

トルクメニスタン最大の見所と言えば地獄の門です。地獄の門だけを見たいためにトルクメニスタンを訪れる旅人も少なくありません。

まず、地獄の門とはなんなのか?トルクメニスタンのほぼ中央に位置する砂漠のど真ん中にダルヴァザという小さな村があります。

いえ、村というと語弊があるかもしれません。チャイハナと呼ばれる軽食屋が数件立ち並んでいるだけの場所です。このチャイハナが立ち並んでいる道から東へ5キロ進んだ場所で落盤事故が起きました。

 

砂漠の中にぽっかりと空いた穴からは有毒なガスが放出され続け、政府はガスの放出を食い止める為に穴の中に火をつけました。

しかし、このガスの放出は一向におさまらず延々と燃え続けることになり、40年以上経過した今でも穴の中では火が燃え続けているんです。

その穴を現地の方が「Door to Hell」と名付け、日本では「地獄の門」と呼ばれるようになりました。

 

地獄の門への行き方紹介

2015-09-24-1443089274-9178872-Turkmenistan41.jpg

地獄の門への拠点となるダルヴァザはトルクメニスタンのほぼ中央に位置しています。南にある首都アシガバートと北にある都市ダショウズ間を一日数本のバスが走っています。

一番良いのはこのバスに乗り、途中の休憩地点であるダルヴァザで降車する方法です。多くのバスはダルヴァザでご飯休憩をとりますが、休憩をとらないバスもありますので念のためダルヴァザで降りたい旨を伝えておくといいでしょう。

 

ダルヴァザで降りたらチャイハナを探してください。ほとんどのチャイハナは外国人観光客が地獄の門へ行きたい事を知っています。

ですので、最初に「ガスクレーターへ行きたい。荷物を置かせて欲しい」という事を伝え、了承してもらえたらそのチャイハナで食事をすれば良いでしょう。

 

チャイハナからガスクレーターまでは直線距離で約5キロです。砂漠の中を歩く事になりますが、歩くのが困難な砂漠ではなく、踏みしめる事ができるほどの硬さの場所がほとんどですので早い人であれば1時間もあれば到着する事ができます。

夜は地獄の門の周りでキャンプをする事も可能です。地獄の門の横で寝そべり、砂漠から吹く冷たい夜風と地獄の門から吹き上がる熱風を交互に楽しむのも一興です。

 

注意しないといけないのは方向です。チャイハナから見ればほぼ東に真っ直ぐで、夜であれば遠くに赤い光が見えるのでさほど問題ありません。

明るいうちに行く場合はGPSつき携帯を使うことをお勧めします。また、夜は真っ暗になりますので懐中電灯などを持っていく事をお勧めします。

 

そしてもう一つ注意しないといけない事があります。砂漠地帯になりますのでヘビやサソリが潜んでいる可能性が非常に高いです。また野犬もいるという話です。

100%安全だという事ではありませんので、心配な方はチャイハナから送迎付きのガイドをお願いしてください(有料です。僕の時は40ドルと言われました)  

迫力満点の地獄の門を写真で紹介

2015-09-24-1443089344-7007977-Turkmenistan5.jpg

2015-09-24-1443089441-3111771-Turkmenistan11.jpg

2015-09-24-1443089546-6734472-Turkmenistan2.jpg

2015-09-24-1443089761-7791331-Turkmenistan.jpg

2015-09-24-1443089807-452117-Turkmenistan1.jpg

こういったハリウッド映画のような世界を実際に自分で撮影する事が可能です。

 

未知の国トルクメニスタンへ行ってみよう!

2015-09-24-1443089942-9740962-Turkmenistan7.jpg

いかがでしたか?たった二箇所しか紹介できませんでしたが、トルクメニスタンへ行きたくなった方が多いんではないでしょうか?

現在日本でトルクメニスタンのビザ取得は非常に困難だとも言われています。ですので、多くの旅人は中央アジア、もしくはイランにてトランジット(通過)ビザを取得している状況です。

 

トルクメニスタンビザの取得が難しい理由の一つに、トルクメニスタンから抜ける国のビザを取得している事が条件になっています。

また、トランジットビザのためトルクメニスタンに滞在できるのは5日間のみです。5日間を過ぎると高額な罰金を支払う事になりますので注意してください。

今回の僕のルートであれば三日間の滞在でした。

《一日目》イランを出国しトルクメニスタンへ入国

マシュハド(イラン)→→→アシガバート(トルクメニスタン)

《二日目》地獄の門へ移動後キャンプ

アシガバート→→→ダルヴァザ→→→地獄の門キャンプ

《三日目》トルクメニスタンを出国しウズベキスタン入国

地獄の門→→→ダルヴァザ→→→ダショウズ→→→ヒヴァ(ウズベキスタン)

 

また旅人の方には残念な話なのですが、トルクメニスタン政府は地獄の門の封鎖を考えているという報道もあります。

いつに封鎖されるかはまったく未定なのですが、ひょっとしたら決定され次第すぐにでも封鎖されてしまうかもしれません。どうしても地獄の門を見たい方は早めに行く事をお勧めします。

 

なかなかハードスケジュールなトルクメニスタンの旅ですが、是非中央アジア旅・世界一周のルートに組み込んでみてください。皆さんの想像を超える景色が見れる事間違いなしです。

関連記事はこちら
一般旅行者は入れない!謎の国「サウジアラビア」の世界遺産まとめ
【保存版】中東へ旅しようと考えてる際に見ておくべき厳選記事まとめ
ピリリと辛いスパイスがたまらない!中東に行ったら食べたいグルメ6選

他のサイトの関連記事

トルクメニスタン | 外務省 - Ministry of Foreign Affairs of Japan

トルクメニスタン基礎データ | 外務省

ありえへん世界で特集された独裁国家トルクメニスタンという中央アジアの ...

在トルクメニスタン日本国大使館

山際経済産業副大臣がトルクメニスタンに出張しました(METI/経済産業省)