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堀潤氏と舩橋淳監督:福島第一原発事故と東日本大震災をめぐって対談

2013年04月29日 18時30分 JST | 更新 2013年05月03日 18時43分 JST
Yokohama Shimin Housoukyoku

 4月20日、ジャーナリストで8bitNews代表の堀潤氏と映画監督の舩橋淳(ふなはし・あつし)氏のトークセッションが横浜市内で開催された。横浜市民放送局がUstreamで生中継した。

 福島原発事故後、全町民が避難した福島県双葉町の避難生活を記録した映画「フタバから遠く離れて」が横浜市内のミニシアター「ジャックアンドベティ」で上映開始したことを記念したイベント。二人は福島第一原発事故の実態分析から、東日本大震災めぐる日本政府の対応まで活発な議論の応酬となった。

 舩橋氏は「もともと日本人は天災を自然の驚異、予想できない物と捉える思想があった。しかし現在では、(天災が起こる)リスクって、自分たちが予測できるという風に思い込みがちだが、その哲学がおかしいんじゃないか。実際、今回の大震災に関しては日本地震学会は(予想できなかったのだから)敗北ですからね」と、日本の科学技術信仰に疑問を呈した。

 これについて堀潤氏も「僕も当時NHKに所属していたが、東日本大震災の直前に震災のリスクとして想定していたのは九州方面だった。火山活動が活発化していたので、そっちの断層かなと予想していた。天災は何が起こるか分からないという観点から洗いざらいやった方がいいんじゃないか」と話していた。