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マイクロソフト、タブレット「Surface RT」の在庫調整費に9億ドル計上

2013年07月18日 23時43分 JST | 更新 2013年07月18日 23時43分 JST
engadget

マイクロソフトのQ4決算は売上高199億ドル、Surface RTの在庫調整費に9億ドル計上

米マイクロソフトが2013年Q4(4月~6月期)の決算を発表しました。売上高は199億ドル、営業利益 60億7000万ドル、純利益49億7000万ドル、希釈後一株あたり利益は59セント。

このなかにはSurface RTタブレットの在庫調整にかかる費用9億ドル、一株あたりにして7セントが含まれます。

売上高で前年比10%など伸びてはいるもののアナリスト予想 (売上207億ドル、一株75セント)には届かず、ひと言でいえば「PC市場全体の不振が悪影響を及ぼしてくれた喃」と解釈される内容です。

2013年度通期では、売上778億5000万ドル、営業利益267億6000万ドル、一株あたり利益2.58ドル。

なお Surface の在庫調整費として計上された9億ドル、一株当たりで7セントは、世界各国で Surface RT を大幅値下げしたことによるもの。値下げ幅はたとえば国内で1万円 (32GBモデル4万9800円から3万9800円)、米国で150ドル(32GBモデル 499ドルから349ドル)でした。

部門ごとにみればエンタープライズやクラウドサービスは好調で、たとえば Office のサブスクリプションとボリュームライセンシングは売上10%増、Microsoft Dynamics は13%増。Microsoft Business Division (MBD) 部門の営業利益でいえば18%増の7億4500万ドル。(ただし Office Upgrade Offer の前受収益の分を差し引くと1%減)。

また Xbox 360を含む エンターテインメント & デバイセズ (EDD)部門の売上はQ4で8%増、通年で6%増。ただし主にWindows Phone のライセンスによるもの。Xbox 360本体の出荷は前年同期(2012年4月-6月)の110万台よりやや減って100万台。

バルマーCEOは決算発表に際して、今後数か月にはWindows 8.1タブレットやPCなど、魅力あるデバイスと高価値な体験をパートナー企業とともに提供すべく力を尽くしている、またこうした新製品と先週発表した組織再編により、マイクロソフトは長期的な成功に向けた体制が整っている etc と述べています。

「個人でも企業でも、家でも職場でも出先でも」、各人がもっとも重視することに役に立つ「一連のデバイスとサービス」を作ること、がマイクロソフトの役割という表現は変わらず。Surface RT の第一弾は低調どころか多額の評価額引き下げを決算に含めるような有り様ですが、箱売りのソフト屋からの脱却、これからはデバイスとサービス!の方針には迷いがないようです。

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