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カタールW杯の「悲惨な建設現場」 撮影したジャーナリストを拘束

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2022年にカタールで開催されるFIFAワールドカップ。その建設現場で働く出稼ぎ労働者を撮影していた2人のドイツ人映像ジャーナリストが、カタールの警察に27時間拘束された

『ガーディアン』紙の記事によると、ピーター・ギーセル氏(45歳)とロビン・アーン氏(25歳)の2人は10月3日(現地時間)、「撮影許可を得ておらず、労働者たちの暴動を引き起こす恐れがある」という理由でカタール当局に拘束された。さらに、拘束中にカタール当局は、2人の撮影した映像を操作し、一部を消去しようとしたという。

2人は、9月にガーディアン紙に掲載された「多くのネパール人出稼ぎ労働者がワールドカップの建設現場で死亡している(6月4日から8月8日までの間に、少なくとも44人のネパール人労働者が死亡した)」という記事を追跡調査している最中だった。この記事では、現地の労働条件は「現代の奴隷制」に相当すると伝えられた。

AFPの記事によると、カタール政府は労働者の状況に関するガーディアン紙の報道を否定し、「死者の数が誇張されている」と話しているという。

労働組合の国際組織、国際労働組合総連合(ITUC)は、カタール政府がすぐに改善を進めなければ、ワールドカップ関連のインフラ工事に伴い、最大で4000人(1年間に600人)もの労働者が犠牲になる可能性があると述べている

[Hunter Stuart(English) 日本語版:兵藤説子/ガリレオ]

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