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有効求人倍率が5年10カ月ぶりに高水準 事前予測調査を上回る

2013年11月28日 23時34分 JST
Ashinari

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総務省が29日発表した労働力調査によると、10月の完全失業率(季節調整値)は4.0%と前月と同水準となった。

一方、同日に厚生労働省が発表した10月の有効求人倍率(季節調整値)は0.98倍と5年10カ月ぶりの高水準となった。

完全失業率は、ロイターが民間調査機関に行った聞き取り調査で3.9%が見込まれていた。労働力調査によると、季節調整値でみた就業者は前月に比べて8万人増の6327万人。完全失業者は同3万人増の266万人となった。一方、非労働力人口は同16万人減の4488万人。特に女性は同18万人減で、就業増に結びついている可能性があり、総務省では労働市場は持ち直しの動きが続いているとみている。

10月の生産年齢人口(15─64歳)における就業率は72.2%と過去最高を更新。雇用形態別にみると非正規の職員・従業員の割合が37.4%となり、今年1月の調査開始以来で最も高い水準となっている。

一方、10月の有効求人倍率(季節調整値)は、2007年12月の0.98倍以来となる5年10カ月ぶりの高水準。ロイターの事前予測調査の中央値は0.95倍で、結果はこれを上回った。有効求人数は前月比0.5%増。有効求職者数は同1.9%減となった。

[東京 29日 ロイター]

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