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LINEいじめ、親ができることは? 子供の安全SNS利用に必要な3つのこと

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便利なコミュニケーション・アプリ「LINE」。LINEのユーザー数は、世界で3億人を突破。日本国内でも4900万人超が愛用している。

中高生を中心に、多くの子供たちがスマートフォンを持ち、気軽なコミュニケーション・ツールとしてLINEが使われるようになった。その一方で、グループトークなどの「既読スルー」きっかけにしたいじめやネット依存、掲示板などを通じて知らない人と出会ってトラブルに巻き込まれる事件なども報じられている。

子供のLINE利用の際に、親が気をつけることは何だろうか。あらためて、子供たちが巻き込れているトラブルの事例や、子供が安全にLINEを利用するポイント、そして株式会社LINEによる安全なSNS利用に関する取り組みをまとめた。

■2013年、子供が被害にあったトラブル

2013年に、LINEでのコミュニケーションをきっかけに子供の間で起きた問題としては、グループトークによるいじめ、写真の流出などの被害、出会い系などのケースがあるようだ。

3月に、奈良県橿原(かしはら)市の女子中学生(13)が自殺。同級生は、女子生徒が読めないようにLINEのグループを設定、女生徒は「うざい」と書き込まれるなど、いじめを受けていたと見られている

また、7月には、広島県呉市の山中で16歳の少女の遺体が発見され、遺体を遺棄した16歳の無職少女が逮捕された。少女は「LINEで悪口を書かれ腹が立った」と母親に話していたという。

同月、山形県鶴岡市の中学生の野球部員が、男子生徒の服を脱がせて写真を撮り、LINEを使って部内に写真を広めた

8月には、岐阜県土岐市でLINEで知り合った女子高生にみだらな行為をしたとして27歳の男性が逮捕された。

いじめや出会い系などのトラブルは以前からあったが、コミュニケーションの手段としてLINEが使われるようになったようだ。

■LINEの「既読スルー」をきっかけにしたトラブル

一方、LINEには、送ったメッセージを相手が読むと「既読」を表示する独自の機能があるが、これがいじめのきっかけになっているケースもあるという。

福岡を拠点に、子供のインターネット利用について考える「子どもねっと会議所」を主宰し、学校での講演活動などを行う井島信枝さんによれば、メッセージが読まれているのに返事がない、いわゆる「既読スルー」が、いじめに発展する以下のような事例もあるようだ。

このアプリ(LINE)は、メッセージを送って相手が読むと、送った側に『既読』と出ます。子供たちの間では、『既読』と出ているのに返事がすぐに来ないと『無視された』『私のこと嫌っている』ということになってしまうようです。



まだコミュニケーション能力が未熟な子供たちが、顔が見えないままやり取りするわけですから、言葉の行き違いで悪口と捉えられてしまうことも多々あります。悪気なく書いたことでも、書かれたほうのダメージは直接言われる以上に大きく、それがきっかけで教室に行けず保健室登校になってしまった……といったケースが本当によくあるんですよね


(ハフポスト日本版「「LINEを使いたい」と子供がいったらどうする? 親が知っておくべき、ネット依存やいじめの可能性」より 2013/10/23 11:51)

■子供の安全SNS利用に必要な3つのこと

では、子供をトラブルから守るために、親は何ができるだろうか。ここでは3つのポイントを紹介する。

1)子供と一緒にLINEを使う
井島さんは、親も一緒にLINEを使ってみることが大事だと語る。親がデジタル事情に疎いゆえに、子供のいう通りに何も制限をかけずに使わせてしまうのが問題だという。子供とLINEでコミュニケーションをしてみることが、LINEを理解することになる。

例えば子供がLINEを使いたいといったら、親御さんも一度使ってみてほしい。そうすれば、良い点も悪い点もわかります。使ったことが無いと、過剰に怖がるだけで終わる人が多い。


(ハフポスト日本版「「LINEを使いたい」と子供がいったらどうする? 親が知っておくべき、ネット依存やいじめの可能性」より 2013/10/23 11:51)

2)親同士が情報交換する
また井島さんは、子供のスマホの利用方法について、親同士がもっと情報交換していくことも大切だと話す。

スマホや携帯について、親同士でなかなか話さないことは問題だと思っています。実は、携帯を持たせたことに罪悪感を感じるためか、あまり語らない人が多いんです。


(ハフポスト日本版「「LINEを使いたい」と子供がいったらどうする? 親が知っておくべき、ネット依存やいじめの可能性」より 2013/10/23 11:51)

LINEをはじめとしたSNSの使い方やインターネットの利用時間について、親同士で情報を交換することが、子供にどう使わせていくかの物差しになるという。

3)「LINE安心安全ガイド」を親子で確認する
LINEが作成した「LINE安心安全ガイド」を、子供と一緒に確認するといいだろう。以下のような項目で、子供の安全な利用のガイドラインを紹介している。

・知らない人には絶対に会わない

・ネットマナーを守ろう

・めいわく(スパム)メールが届いたら

・それでも問題に巻き込まれたら

危険な人の特徴や「知らない人からのメッセージ届いたらどうするか」といったケースの対処法を紹介。子供が知っておくべき基本的なネットマナーのほか、「ブロック」や「通報」など、具体的なLINEの機能もわかりやすく説明されている。

子供と一緒にLINEを使い仕組みを理解した上で、機能や危険性について子供を確認し合うこと、そして親同士などと情報を交換していくことが大切だ。

■子供の安全なSNS利用に関する、LINEの取り組み

事業者であるLINE株式会社も、子供の安全なSNS利用に関する取り組みを進めている。

LINE株式会社の執行役員、泉原克人(いずはら・かつひと)さんは、ハフポスト日本版のインタビューに対し、「お客様にとって利用価値の高いサービスを提供するのが第一です。LINEのネガティブな使われ方ができるだけないように努めることも事業者の役割だと思っています」と語っている。

今年は、学校や官公庁などで100回超の講演を実施。LINEの安全な使い方や、基本的なネットリテラシーの啓発について説明している。12月からは、啓発活動を専門に行う部署を立ち上げ、専門のスタッフでネットリテラシーの普及に取り組んでいくという。

また、12月12日には、Androidに続いてiPhoneでも「18歳未満のID検索・利用制限」の開始を発表。アプリストアやレビューサイトでLINE IDが書き込まれていないかのチェックや、LINE IDの交換をうながすような非公式外部サイトを発見した場合はサービスの停止・サイトの閉鎖を依頼するなどのモニタリングも実施している。

2000年代以降、携帯電話が普及とともに、メール依存や学校裏サイトなどの問題は指摘されるようになった。近年では、Mobage、GREEなども、携帯SNSサイトが出会い系サイトとして利用され、後に規制の強化が進められた経緯がある。LINEのサービスの有無に関わらず、子供のネット依存やいじめ、出会い系の問題は、いつでも起こりうるのだ。

子供がネットリテラシーを身につけ、安全にSNSが利用できるように、LINEの使い方について、一度親子で話し合ってみるのもいいだろう。

※子供の安全なLINE利用について、親ができることは何だと思いますか? あなたの家で、実践していることはありますか? ご意見をお聞かせください。

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