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マレーシア航空機の捜索、中国が人工衛星10基投入

2014年03月11日 16時16分 JST | 更新 2014年03月11日 16時26分 JST
EPA時事

南シナ海上空で3月8日未明に消息を絶ったマレーシア航空MH370便(ボーイング777―200型機、乗客乗員239人)の捜索は、4日目となる11日も10カ国の軍や救難当局が参加して続けられてるが、依然として有力な手がかりは見つかっていない。捜索が難航する中、中国の人工衛星を運用する西安衛星観測コントロールセンターは、高解像度の地球観測衛星「高分1号」など約10基を捜索海域上空の軌道に投入した。

11日付の中国人民解放軍の機関紙、解放軍報などの報道として、MSN産経ニュースが伝えた。

高分1号は昨年4月に打ち上げられた最新型で、農業、国土管理のほか、国外では高度の偵察能力を持つとみられている。

同センターでは、気象観測、通信衛星など4種類の衛星を移動させており、捜索海域に展開した中国艦船と協調して不明機の捜索に当たる

(MSN産経ニュース「【マレーシア機不明】中国、捜索に人工衛星10基を投入」より 2014/03/11 12:48)

■盗難旅券の男2人のチケットはイラン人が購入か

一方、消息を絶ったマレーシア航空機の男性乗客2人がオーストリア人とイタリア人から盗まれたパスポートを使い搭乗していた問題で、この2人の航空券は、イラン人とみられる男性が旅行代理店側の勧めに応じて購入していたという。

アメリカCNNはこのニュースを報じた上で、「パスポートの謎をテロの可能性に直結させるのはまだ時期尚早」としている。

タイの警察によると、2人の航空券を購入したのはイラン人の男性で、この男性は、欧州に帰国する友人のために航空券を手配したと話しているという。予約はこの男性が電話で行い、代金は男性または別の人物が現金で支払った。

(中略)ただ、パスポートの謎をテロの可能性に直結させるのはまだ時期尚早だ。盗まれたパスポートは欧州への不法入国の目的で使われた可能性もある。

(CNN.co.jp「 パスポートの謎深まる、イラン人がチケット購入か マレーシア機不明」より 2014/03/11 10:19)

マレーシア運輸当局の責任者は、空港の防犯カメラの映像から、この2人がアジア系の顔つきではなかったとしている。

この責任者は、2人がほかの乗客と同じように、荷物検査など保安上の定められた手続きをすべて経たうえで搭乗していたことが確認されたとしています。

そのうえで、この2人が偽造パスポートを巡る犯罪組織に関与していた可能性があるとの見方を示しました。

( NHKニュース「マレーシア航空機 捜索範囲を大幅拡大」2014/03/11 04:24)

マレーシア航空機が消息した問題で、ネット上などではテロの可能性やさまざまな「声明」が飛び交っている。ただし、どれも根拠は示しておらず、臆測の域を超えていないとみられる。

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