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カルロス・ゴーンCEO、ロシアを訪問 地政学リスクは「長続きしない」

2014年04月04日 23時38分 JST | 更新 2014年04月04日 23時38分 JST
Reuters

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ロシアを訪れている仏自動車大手ルノーと日産自動車<7201.T>の最高経営責任者(CEO)を兼任するカルロス・ゴーン氏は4日、ウクライナ情勢をめぐる地政学リスクは短期的なものとの見方を示し、日産・ルノーはロシア市場に大きな潜在力があると見ていると述べた。

同CEOはロシア市場向けの「ダットサン」の新車種の発表にあたりモスクワを訪問。ウクライナ情勢をめぐる地政学リスクについて「長続きはしないと見ている」とし、「われわれは戦略を練るにあたり短期的な変動は考慮しないが、トレンドや長期的な潜在力は考慮する。ロシア市場の潜在力について何も疑問は感じていない」と述べた。

同CEOは、日産・ルノーの供給網は西側諸国の対ロシア制裁措置による影響は受けていないとしている。

ロシアでは経済成長の低迷で自動車販売が落ち込んでおり、欧州ビジネス協議会(AEB)によると、ロシアの自動車販売台数は2013年は5%減となった。

ただ、ゴーンCEOはロシアの自動車市場が前年は縮小し、今年も縮小すると予想されることは承知しているとし、「われわれが投資を行なう時は次の年ではなく、5年、10年、20年先を見据えている」と述べた。

ゴーンCEOはロシアでの市場シェアを40%に引き上げたいとしたが、期限は示さなかった。日産との提携先のロシアのアフトワズのシェアは現在32%。[モスクワ 4日 ロイター]

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