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韓国船沈没は朴槿恵大統領の「無能力、無責任感がもたらした人災」 北朝鮮が酷評

2014年05月05日 23時57分 JST
Getty / KCNA

韓国南西部の珍島沖で起きた大型旅客船「セウォル号」の沈没事故について、北朝鮮国営の朝鮮中央通信は5月5日、論評を配信し、朴槿恵大統領ら政権の「反人民的政策と無能力、無責任感がもたらした人災」「現当局の無能と反人民的行動がもたらした必然的所産」と激しく非難した。

北朝鮮が今回の事故を論評するのは初めて。

論評は、救助作業の不手際を初めとする政府対応の混乱や不祥事、事故の収集作業と重なったオバマ大統領の訪韓なども絡め、「朴槿恵こそ、同族対決狂信者、特等親米手先であり、この世にまたといない冷血動物」「朴槿恵が存在する限り、第2、第3の「セウォル」号惨事が再び起きないという保証はどこにもない」と切り捨てた。

全文は以下の通り。

「セウォル」号惨事を招いた張本人は誰なのか

 【平壌5月5日発朝鮮中央通信】去る4月16日、南朝鮮の珍島の沖合いで旅客船「セウォル」号が沈没して数百人に及ぶ生徒と乗客がそのまま海中に水葬される不祥事が起きた。

結論から言えば、今回の旅客船沈没事故は徹頭徹尾、朴槿恵「政権」の反人民的政策と無能力、無責任感がもたらした特大型の悲劇的大惨事であり、人災である。

事故の発生から失踪者の救助と捜索作業に至るまで、朴槿恵一味の危機管理無能と無責任な行動がそれを実証している。

今回、朴槿恵「政府」は救助対策について言論に大げさに報じることにのみ汲々とした。実際に生存者を救出することができた最も重要な時間に水中捜索作業を行わなかった。

かいらい執権者が事故が発生した時から6日が経って首席秘書官会議を開いたこと、三日が過ぎても生存者を救出するための船体進入を行わなかったこと、「政府」が乗船者と生存者について正しく掌握、統制できなかったこと、生徒らを救出するために進んで救出作業に参加した潜水夫から命を失っても当局が責任を負わないという内容の署名を取り付けたことなどは、「セウォル」号惨事が現当局の無能と反人民的行動がもたらした必然的所産であることをありのままに示している。

見ものは、事故が発生した時から今日まで、旅客船沈没事故に関連して当局の救助作業においてこれといった進展がないだけでなく、むしろ執権勢力がわれ先に事件の責任を免れようとしていることである。

朴槿恵自身が青瓦台首席秘書官会議で公職者らに対する厳罰を唱えながら、その対象から自分と青瓦台だけを例外とした。惨事が起きた原因が「船長が殺人同様の行動」をしたからだと公言した。「政府」関係者らはまた彼らなりに、旅客船が沈没したのが船の急激な回転とともに、三倍以上の貨物を積載したからだと力説した。

朴槿恵「政府」が今回の旅客船惨事に関連してしたこととは、青瓦台に行く被害者家族らの前を遮ったことだけである。

その反面、南朝鮮の全域が喪家になった時に先祖代々の人倫道徳に背きながら、わざと反共和国共謀結託の目的で米国上司を招き入れてわれわれを冒とくし、威嚇、恐喝する劇を演じたことである。

一方では、愛する子どもたちを亡くした多くの母親とその家族、そして数千万の南朝鮮の民心があまりにも幼い年に世を去った子どもたちに弔意を表している時に、事大の香水で身を汚し、人民の涙で宴会を催して上司にあらゆる醜態を演じた朴槿恵にわれわれは問わざるを得ない。

南朝鮮の民衆の運命に責任を持っているという「大統領」職はともかく、あなたも人間であり、女性だと言えるのか、その醜悪な体に一片の民族の魂が内包されているかということである。

朴槿恵こそ、歴代かいらい支配層をしのぐ同族対決狂信者、特等親米手先であり、この世にまたといない冷血動物である。

人間の初歩的な感情と人情もなく、独裁と専横しか知らない「維新」独裁者の娘を「大統領」に誤って選んだために、多くの無この人々と生徒が生命を失うようになった。

哲学も政治も知らない本当の無知、人倫も良心も知らない不倫児、事大と売国の化身である朴槿恵が存在する限り、第2、第3の「セウォル」号惨事が再び起きないという保証はどこにもない。

「セウォル」号惨事の張本人である朴槿恵をそのまま置いては、南朝鮮の社会と全民族に災難と不祥事が引き続き重なるであろう。―――

朝鮮中央通信より 2014/05/05)

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