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小泉進次郎氏が語る「なぜ日本のイノベーションが世界に通用していないのか」

2014年05月30日 01時57分 JST
Facebook / 山本一太大臣・小泉進次郎政務官のあなたのイノベーション大募集

小泉進次郎内閣府大臣政務官がインターネット生放送にゲスト出演し、なぜ日本のイノベーションが世界で通用していないのかを語った。日本ではイノベーションについて、正確に理解されていないところが根本の問題ではないかという。

小泉政務官は5月28日、山本一太科学技術担当相が発信しているニコニコ生放送「山本一太の直滑降ストリーム」に出演。「イノベーション」という英語が新聞などでは「技術革新」と表記されることを取り上げ、「技術革新だけではイノベーションの意味が狭すぎる」と指摘した。イノベーションには技術だけではなくアイデアやサービスの内容、流通方法なども含まれるという。

「イノベーションというと、製造業をイメージするが、製造業ばかりがイノベーションとは限らない」

技術分野の仕事に従事していない人たちにとっては、イノベーションは誰か他人が勝手に生み出してくれる“無関係なもの”に映っている懸念があるとして、小泉政務官はあるアナリストに聞いたという「日本発のイノベーションが世界で通用していない理由」の話を次のように述べた。

「この前あるアナリストに、『日本にはイノベーションはいっぱいある』と言われた。『問題は、イノベーションがビジネスにならないことなんだ』と。

 

イノベーションをビジネスにする発想にもイノベーションが必要。イノベイティブなものはどんどん日々生まれているし、ロフトや東急ハンズに行けば便利なものはいっぱい売っている。生活が便利になったり、時間が効率的に使えたりするものがたくさんある。しかし、世界の国籍問わないサービスとして普及するところまでは、日本はまだいっていない。

 

検索エンジンも、Googleができる前に、日本は発明していた。だけどGoogleのように広告ビジネスとつなげて世界で始めるのは、また別の発想なんです」

 

(ニコニコ生放送「山本一太の直滑降ストリーム」より 2014/05/28)

小泉政務官は、1964年の東京オリンピック・パラリンピックでは新幹線がインフラとして残されたのに対し、2020年は目に見えないインフラが残るのではないかと分析。様々なアイデアやサービスが生まれる土壌を作るために、まず広く国民に知らせることが重要として、イノベーションは決して技術者だけが担うだけのものではない点を強調した。

内閣府は23日、国民に幅広くイノベーションのコンセプトを知ってもらい、国民全体がイノベーター(イノベーションの担い手)になってもらいたいとして、「あなたのイノベーション大募集!」という企画をスタート。イノベーションという言葉に変わる日本語表現や、イノベーションに期待するもの・ことなどを広く国民から募集している。

応募は、Facebookページまたは、内閣府ホームページから受け付ける。小泉政務官は「お前のイノベーションって何?というのを友達などと話してみて欲しい」と参加を呼びかけた。

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