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ワンピース展、韓国で中止 原作に「旭日旗」登場するため

2014年07月10日 19時31分 JST | 更新 2014年07月10日 19時31分 JST
時事通信社

ソウルの「ワンピース」展は中止 原作に「旭日旗」登場

ソウルにある戦争記念館は10日、12日から予定していた日本の人気漫画「ワンピース」の特別展を中止すると発表した。原作に「旭日旗(きょくじつき)を思わせるイメージ」が数回登場するためで、日本の植民地支配を伝える記念館としてはふさわしくないと判断したという。

韓国では旭日旗は「日本の軍国主義の象徴」とする見方が根強い。戦争記念館によると、ワンピースはすでに韓国国内で放送されており、展示内容にも問題はないと判断し、会場の貸し出しを認めた。しかし、原作に日本の旭日旗が登場するとの指摘を受け、「展示内容には含まれないが、原作の一部に旭日旗を思わせるイメージが数回登場する」と確認。戦争記念館は一部国費で運営されている「公共機関」で、やむを得ず中止することにしたという。

ワンピースは韓国でも人気アニメの一つ。今回は大型のフィギュアなどでワンピースの世界を再現。関連資料の展示のほか、オリジナルグッズの販売も予定されていた。イベント会社によると、一般予約だけで5千人の申し込みがあった。イベント会社の李濬(イジュン)代表理事は「ワンピースの愛読者に申し訳ない。特別展を開けるように最後まで努力したい」と話した。(ソウル=東岡徹)

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(朝日新聞社提供)