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エボラ未承認薬「ZMapp」、サルで治療効果を確認

2014年08月31日 21時10分 JST | 更新 2014年08月31日 21時10分 JST
Reuters

[ニューヨーク 29日 ロイター] - エボラ出血熱のウイルスに感染し、高熱や出血の症状が出ている18匹のサルに未承認薬「ZMapp」を投与したところ、全てのサルで感染症の治療効果が見られたとの試験結果が29日、英科学誌ネイチャーのウェブサイトに公表された。

感染後5日間治療を受けなかったサルも、ZMappの投与後、生存状態が続いた。他のエボラ治療薬では、感染から長期間経過した霊長類への投与で効果が確認されていない。サルの感染後5日という期間は、ヒトの9─11日間に相当する。

リベリアでエボラ感染した米国人2人はZMappの投与後に回復したが、投薬効果があったかどうかは未確認。リベリア人医師やスペイン人神父は、ZMappの投与後に死亡していた。

ZMappは、マップ・バイオファーマシューティカル(米サンディエゴ)が製造。ヒトへの投与による治験は行われたことがなく、霊長類の試験は今回が初めて。テキサス大医学部のトーマス・ゲイスベルト氏(ウイルス学)は、試験の成功は「画期的な功績」だとコメントしている。

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