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高市早苗氏、ネオナチ団体男性とのツーショットは「不可抗力だった」

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ナチス・ドイツを信奉するネオナチ団体の代表の男性とツーショット写真を撮影していた問題で、高市早苗総務相は9月12日の記者会見で「率直に申し上げて、不可抗力であった」と述べた。所属団体や思想信条がわかっていたら、会わなかったという。

この日、高市氏は問題のツーショット写真について「大変申し訳無い」としながらも、不適当な団体の方からの面会には合わないが、全く知らない初対面の人から写真撮影を求められても、これまでは断ったことはないと述べた。その理由については「自民党所属の国会議員のいずれかの選挙区にお住まいの方であるでしょうから」とした。

今回のツーショット写真については、報道された記事の中に稲田朋美・自民党政調会長や、西田昌司参議院議員の名前もあったことから、3議員の事務所で協力してこの男性の特定を行った。同時期に3事務所に訪れた人を突き合わせると、月刊誌「撃論」のインタビューを受けていたことが判明したという。

「雑誌やテレビのインタビューにこられるのはたいていインタビューアーやカメラマンなどスタッフの方。編集長さんなどとは名刺交換をしていると思うのですが、それらスタッフの方とは名刺交換をしていませんし、誰かも承知していません。
 
その中の一人から写真をとってくれと言われて断る理由はありません。まずマスコミ報道機関であるということでこちらは信頼しておりますので。ですから今回の報道でびっくりいたしましたし、その方の所属団体や思想信条がわかっていたら、お会いもしなかったし、写真もとらなかったと思っております」
 
(「高市早苗・総務相記者会見」より 2014/09/12)

高市氏の事務所によると、この男性は雑誌のインタビュアーの補佐として議員会館を訪れ、インタビュー後に「一緒に写真を撮りたい」と言われたという。

■「ヒトラー選挙戦略」にも推薦文か

なお高市氏は、自民党東京都支部連合会の広報部長・小粥義雄氏が1994年に書いた「ヒトラー選挙戦略」という本に推薦文を寄せていたことも、インターネットメディア「インターナショナル・ビジネス・タイムズ」のイギリス版が報じている。

高市氏は国会議員になった翌年に、この本について「候補者と認知された瞬間から始まる誹謗、中傷、脅迫。私も家族も苦しみ抜いた。著者の指導通り勝利への道は『強い意志』だ。国家と故郷への愛と夢を胸に、青年よ、挑戦しようよ!」と推薦文を書いていたという。しかし、高市氏の事務所は「推薦文については記憶が無く、コメントできない。本人も著者を知らない」とコメントしているという。

ニューヨーク・タイムズ紙によると、小粥氏はこの本に「ユダヤ人に関する内容ではなく、ただヒトラーの選挙戦術を書いた」としており、同紙もその点は認めている。しかし、ユダヤ人人権団体などから「この本はヒットラーを正当化しすぎている」などの抗議を受けて、発売後2ヶ月で絶版を決めていた。

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