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ガニ氏が新大統領に アフガニスタンは国家分裂を回避

2014年09月21日 19時15分 JST
WAKIL KOHSAR via Getty Images
Afghan presidential candidates Abdullah Abdullah (L) and Ashraf Ghani Ahmadzai shake hands after signing a power-sharing agreement at the Presidential Palace in Kabul on September 21, 2014. Afghanistan's two rival presidential candidates signed a power-sharing deal on September 21, ending a prolonged stand-off over disputed election results at a pivotal moment in the war-weary nation's history. AFP PHOTO/Wakil Kohsar (Photo credit should read WAKIL KOHSAR/AFP/Getty Images)

2014年4月に行われた最初の投票から5カ月あまりも混乱が続いていたアフガニスタン大統領選は、アシュラフ・ガニ元財務相(写真右)が9月21日、新大統領に当選することで決着した。

決選投票で争っていたガニ氏とアブドラ・アブドラ元外相(写真左)は、双方が参加する「挙国一致政権」の枠組みを定めた合意文書に署名した。選挙管理委員会がガニ氏が新大統領に当選したことで、アブドラ氏が新設の「行政長官」に就くことが決まった。47NEWSなどが報じた。

アフガニスタン大統領選で、同国選挙管理委員会は21日、新大統領にアシュラフ・ガニ元財務相が決まったと発表した。ガニ氏とアブドラ・アブドラ元外相は同日、双方が参加して樹立する「挙国一致政権」の枠組みを定めた合意文書に署名した。アブドラ氏は首相職に相当する新設の「行政長官」に就く。

(47NEWS「アフガニスタン新大統領にガニ氏 挙国一致政権で合意」より 2014/09/21 22:41)

アフガニスタン大統領選は、4月5日の第1回目の投票を経て、6月14日にガニ氏とアブドラ氏の2人から選ぶ決選投票が行われた。暫定結果ではガニ氏が約100万票差を付けて勝利したが、アブドラ氏側が反発。不正疑惑が浮上したためアメリカの仲介で再集計が行われていた。

ガニ氏は最大民族パシュトゥン人なのに対し、アブドラ氏は母の出身民族で同国であり、2番目に多いタジク人が主要な支持基盤。このまま大統領が決まらなければ、国家が分裂する可能性すら懸念されていた

2001年のタリバン政権崩壊後、約13年間にわたってアフガニスタンを率いたカルザイ大統領に代わり、ガニ氏とアブドラ氏は二人三脚で国家再建を目指すことになる。

■アフガン大統領選を巡る経緯

4月05日 大統領選の第一回投票

6月14日 大統領選の決選投票

7月07日 ガニ氏が過半数との暫定結果

7月12日 アブドラ氏の反発を受けて、全投票の再調査で合意

8月08日 アメリカのケリー国務長官の仲介で「挙国一致政府」を作ることで合意

9月20日 ガニ氏が大統領、アブドラ氏が行政長官で大筋合意

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