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吉行あぐりさん107歳、死去 連ドラ「あぐり」モデルが歩んだ激動の人生

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NHK連続テレビ小説「あぐり」のヒロインのモデルとなった美容家・吉行あぐり(よしゆき・あぐり)さんが1月5日未明、肺炎のため死去したことが10日、わかった。107歳。既に密葬を済ませた。喪主は長女で女優の吉行和子(よしゆき・かずこ)さん。毎日新聞などが報じた。

あぐりさんは、1907(明治40)年、岡山市で生まれた。15歳で作家・吉行エイスケさんと結婚。上京後、山野千枝子さんの指導を受けて美容院を開設した。戦争で中断したが、戦後に再開し、戦争で夫を亡くした女性らに美容技術の指導。90歳を超えるまで現役の美容師として活躍した

エイスケさんは1940年に亡くなったが、自伝「梅桃(ゆすらうめ)が実るとき」がNHK連続テレビ小説「あぐり」(97年)としてドラマ化され、夫の急死にもめげず、3人の子供を育てながら戦前戦後を明るく生き抜く姿が描かれ、自立した生き方が話題となった

「あぐり」のヒロインを演じた女優の田中美里さんは、ブログで「太陽のように明るくって強くって、90歳とは思えないくらい自由で軽やかで少女のように無邪気な方でした」などと、あぐりさんとの思い出を振り返った。

右も左もわからずどう演じればいいのか悩んでいた時にあぐりさん御本人とお逢いしました。
太陽のように明るくって強くって、90歳とは思えないくらい自由で軽やかで少女のように無邪気な方でした。

撮影をご覧になって『エイスケさんってひどい人だって思ってたけど、かっこよかったのね。惚れなおしちゃったわ、うふふ』と楽しそうに微笑んでいらっしゃったのが印象的でした。

あぐりさんとお逢いして、どんなに辛い状況でも周りが拍子抜けするくらいケロッと笑って乗り越えてゆくというあぐりのキャラクターが産まれました。

そしてたくさんの方に愛される作品になりました。感謝しています。

あぐりさんのようなカッコ良い女性になりたいと思いかながらずっと演じていました。今も憧れの女性です。


田中美里オフィシャルブログpowered by Amebaより 2015/01/11)

あぐりさんの長男の故・吉行淳之介さんや次女の故・理恵さんは、ともに芥川賞を受賞。

長女の和子さんは、「107歳まで元気に生きました。いくつもの時代、いくつもの難事を乗り越えてきた母は、あきれるくらい楽天的で、頑固ものでした」とのコメントを発表した

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