Huffpost Japan

ターバンを外して少年を助けたシーク教徒の男性に、サプライズの恩返し

投稿日: 更新:
印刷
spinner

ニュージーランドのオークランドに住むインド系青年のハーマン・シンさん(22)はある日、家の外で急ブレーキの音を耳にした。慌てて外に出てみると、そこには車にひかれた少年が倒れていた。

「女性が、地面に倒れている子供を抱きかかえていました。その子は頭から血を流していたので、自分のターバンを外して彼の頭の下に敷きました」。シンさんはその時の様子をニュージーランド・ヘラルド紙に説明している。

「私は事故のことで頭がいっぱいで、ターバンのことなんて気にかけていませんでした。ただ『出血している子供の頭に何かあてるものが必要だ』としか考えていなかったんです。それが私のやるべきことでしたし、誰でも同じことをしたと思います」

シンさんはシーク教徒だ。シーク教徒にとってターバンは特別なもので、普通は自宅でしか外さない

しかしシンさんは、怪我をした少年テジョン・パヒア君を助けるために大切なターバンを外した。そして事故の後、シンさんは見知らぬ人たちからの嬉しいサプライズを目にした。

シンさんをインタビューするためにテレビのニュース番組のスタッフが訪れたシンさんの自宅は、ほとんど家具がない質素な家だった。

シンさんの生活が困っているのではないかと心配した視聴者の声を受けて、インターネットメディアの「グッド・ニュース・ネットワーク」のスタッフたちが動いた。彼らは地元の家具店のオーナーの協力を得てトラック一台分の家具をシンさんのアパートに運んだ。

思いがけないサプライズにシンさんは声を詰まらせながら「今までの人生で、こんなに驚いたことはありません」と語った。

この記事はハフポストUS版に掲載されたものを翻訳しました。

2015-04-13-1428914872-4591641-gengo.png

Close
シーク教徒主催 NYの「ターバンの日」
/
シェア
ツイート
AD
この記事をシェア:
閉じる
現在のスライド
【関連記事】
ハフィントンポスト日本版はTwitterでも情報発信しています

他のサイトの関連記事

時事ドットコム:インドでシーク教徒が斬り合い 写真特集 - 時事通信社

認知度の低さに悩む米国のシーク教徒

米シーク教寺院で男が銃乱射、容疑者ら7人死亡

シーク教寺院銃乱射の容疑者は元陸軍兵士 白人至上主義と関連か