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戦争で就学できない児童1300万人 中東・北アフリカで

2015年09月04日 00時31分 JST | 更新 2015年09月04日 00時31分 JST
Anadolu Agency via Getty Images
N'DJAMENA, CHAD - JUNE 21: Children outside the tents in a refugee camp near the capital N'Djamena, Chad on June 21, 2015. (Photo by Orhan Cicek/Anadolu Agency/Getty Images)

中東や北アフリカでは、内戦や紛争により学校に通えない児童の数が1300万人を超えており、子供たちの希望や将来が絶たれたままになっている。国連児童基金(ユニセフ)が3日発表した報告書「戦火の中の教育」のなかで明らかにされた。

報告書の対象はシリア、イラク、イエメン、リビアなどを含む9つの国・地域で、暴力が児童に与える影響に注目している。

ユニセフ中東・北アフリカ地域事務所のピーター・サラマ代表によれば、児童が学校に行かれない理由の1つは学校への襲撃。また、学校の建物が家を失った家族の収容所や戦闘員の基地として利用され、教育目的での利用が不可能になっているケースも多い。

教育を受けられない子供達は不法就労に着くことが多く、そのような子供たちは戦闘員として武装集団に徴収されやすいという。

サラマ代表は「中東と北アフリカの子供世代全体を失いかけている。我々が一歩踏み出さなければ、同地域の子供達全体に取り返しのつかない長期的なダメージを負わせることになる」と述べている。

押し寄せる難民たち