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張本勲氏、プロ野球の声出し問題に「どの業界でもやっている。しかし...」

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HARIMOTO
SEATTLE - APRIL 16: Isao Harimoto, the current all-time hits leader among Japanese players watches batting practice prior to the game between the Seattle Mariners and the Los Angeles Angels of Anaheim on April 16, 2009 at Safeco Field in Seattle, Washington. (Photo by Otto Greule Jr/Getty Images) | Otto Greule Jr via Getty Images
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野球評論家の張本勲氏(75)が3月13日、TBS系「サンデーモーニング」に出演し、プロ野球で試合前の「声出し」にからみ選手間で金銭のやり取りがあった問題について「勘違いしてもらいたくないんですよ。野球賭博と一緒にしてもらいたくない」などと持論を述べた。

意見を求められた張本氏は、「こんなことはどこの世界でもやってますよ。官僚であろうが、政治家であろうと」とコメント。「我々もよくやるじゃないですか、100円硬貨をポーンと上に投げて、裏か表か。それでラーメン賭けたりするじゃないですか」などと話した。

ただし、声出しの祝儀の慣習を許すか許さないかを決めるのは、ファンであることを強調。「プロ野球というのはファンあってのものですから、ファンが『ダメだよ』と言ったらやめた方がいい。ファンに決めてもらいたい」と力説した。

張本氏は、この問題に対して選手たちの動きが鈍いことを指摘。「選手会が動かないと。選手会、何やっとんのかね。『喝!』を入れてください。球団やコミッショナー事務局に任せきりで。自分たちの問題なんだから」「ファンの話を聞いて、選手会がまとめて、やめるんだったらやめる」などと憤った。

そのうえで、「ファンからはやめた方がいいという声が圧倒的に多いようです」として、選手会は声出しへの祝儀の慣習を「やめると思います」などと予想を述べた。


■声出しとは

声出しとは、試合前の円陣で「がんばろう」などと活を入れる役を担当した選手に、チームの選手らが祝儀として現金を出すもの。巨人では、選手らは試合ごとに5000円ずつ出し合い、勝てば声出し役の選手が総取り、負ければ他の選手に1000円ずつ払うというしくみだった。

朝日新聞デジタルによると、声出しなど自チームの試合結果を対象にした金銭のやり取りがあったのは、巨人のほか、阪神、広島、ソフトバンク、ロッテ、西武、楽天。日本野球機構(NPB)は2015年には巨人の声出し問題を把握していたが、八百長や敗退行為にはつながらないと判断。その理由について、NPB調査委員会の大鶴基成委員長は2016年3月、次のように述べていた。

「177条1項の趣旨から理解いただきたい。簡単な言葉で言うと八百長を禁止するための規定ですね。八百長という言葉は協約上は使ってなくて、敗退行為という言葉が使われている。要するに選手は、各球団で勝つために全力を尽くす。それをあえて敗退に結び付くような行為をすることを禁止する、防止するための規定です。(中略)
 
敗退行為につながる行為を防止するわけですから、例えば敗退すれば自分がもうかる、だから故意の敗退行為をすることになるが、敗退しても、もらえるのは1人あたり1000円。1人あたり1000円というお金をもらうために、敗退行為をするということを考えるプロ野球選手がいるとも考えられないし、少なくてもそういう行為が177条1項には当たらないだろう、そういう判断です」
 
NPB調査委 巨人現金授受は協約違反に当たらず - 野球 : 日刊スポーツより 2016/03/14 14:21)


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