ショーンK氏がラジオで涙の謝罪 4分間で語ったこと【全文】

経歴詐称疑惑で活動自粛中の経営コンサルタントのショーンK氏が19日、自身がナビゲーターを務めていたラジオ局J-WAVEの代替番組の冒頭に出演、騒動後初めて肉声でコメントした。
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経歴詐称疑惑で活動自粛中の経営コンサルタントでコメンテーターの「ショーンK」ことショーン・マクアードル川上氏(47)が3月19日夜、自身がナビゲーターを務めていたラジオ局J-WAVEの代替番組の冒頭に出演、涙ながらに「ただただ心から申し訳なく思っています」と騒動後初めて肉声でコメントした。

ショーンK氏は「MAKE IT 21」(毎週土曜 後9:00)でナビゲーターを務めていた。この日、J-WAVEは、ショーンK氏のメッセージに続き、番組を打ち切ることを伝えた。

ショーンK氏は、「週刊文春」の報道をきっかけに学歴や経歴などの詐称が判明。15日に自身の公式サイトで経歴詐称を認めて謝罪し、全レギュラー番組の出演自粛を申し出ていた

メッセージは約4分。自身の学歴や経歴についての詳しい説明はなかった。次にメッセージ全文を紹介する。

……

リスナーのみなさん、関係者のみなさん、この度は、とてつもない心配とご迷惑をおかけして、お詫びの言葉もみつかりません。ただただ、心から申し訳なく思っています。

何をどのように伝えられても、今回の取り返しのつかない事態の発端と過ちの原因、その責任は私にあります。このことを重く、重く受け止め、長らくの休業、メディア活動の停止を決断いたしました。

2000年10月から15年と半年、毎週土曜、夜のこの番組は、私そのものでした。私自身、いろんなことがありましたが、毎週背を伸ばしてマイクの前に座ることで、皆さんとつながることで、どれほど救われたか分かりません。

毎週お越し頂いたゲストの方々には、たくさんのことをみなさんと一緒に学ばせていただきました。私こそが、「MAKE IT 21」という教室の最前列に座る生徒でありました。本当にありがとうございました。

そしてリスナーの皆さん。長い間、リビングルームで、車の中で、ランニングをしながら、お散歩をしながら、残業をしながら、毎週毎週、聞き続けて下さって、ありがとうございました。

質問、ビジネスアイデア、私の言い間違いへの訂正、リクエスト、毎週たくさんメールを下さってありがとうございました。

春にはフリーマーケット、ビジネスプランのコンテスト、トークライブ、経営の勉強会、一緒に皇居も走りました。カラオケにも行きました。思い出は尽きません。本当にありがとうございました。今回このようなことになっても、なお、こんな私にたくさんのメッセージを下さるみなさんに、何とお礼の気持ちを伝えていいのか、言葉が見当たりません。

またいつか、どこかで、お会いできることを信じて、それを勇気に生きてまいります。リスナーのみなさん、関係者の皆さん、愛するスタッフ、本当に、本当にごめんなさい。申し訳ありませんでした。そして長い間、ありがとうございました。

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