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ドイツ・メルケル首相の夫はツンデレ?サミット記念撮影でも「ムスッ」

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ミキモト真珠島を訪問し、記念撮影する各国首脳の配偶者。(前列左から2人目から)メルケル独首相の夫ヨアヒム・ザウアー氏、トゥスク欧州連合(EU)大統領のマウゴジャタ夫人、安倍昭恵夫人、トルドー・カナダ首相のソフィー夫人=26日午後、三重県鳥羽市  撮影日:2016年05月26日 | 時事通信社
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伊勢志摩サミット期間中、安倍晋三首相夫人の昭恵氏が参加首脳の配偶者たちをもてなす様子が産経ニュースなどで報道されている。楽しげな行事にもかかわらず、記念撮影でもムスッとしているような男性の姿があった。ドイツ・メルケル首相(61)の夫、ヨアヒム・ザウアー氏(67)だ。一体、どんな方なのだろうか?

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テーブル右奥がザウアー氏。この写真もカメラ目線ではない。写真が苦手なのだろうか?

ザウアー氏はメルケル首相と同じく旧東ドイツ出身、量子化学の大学教授で、ロイターなどによると、これまでメディアに対して何かを語ったことはほとんどなく、妻の政治活動とは距離を置いている。勤務先のベルリン・フンボルト大学では、ザウアー氏について口外しないようにと学生や同僚たちに指示しているという。

2005年にメルケル氏がドイツ初の女性首相になった記念すべき就任式にも姿を現さず、職場のテレビでその様子を見守った。今回の来日や配偶者プログラムへの参加は非常に珍しい機会といえる。

このような姿勢からドイツ国内のメディアでは、ザウアー氏が好きなワーグナーの作品にかけて「オペラ座の怪人」とあだ名をつけられて報道されたこともあるという。

また、妻と同じく倹約家でも知られている。休暇で夫妻がイタリアを訪れた際、メルケル首相が政府専用機で向かったのに対して、ザウアー氏は追加料金を支払えば同乗可能であるにもかかわらず、格安航空会社を利用して別々に向かったという。

ザウアー氏は1981年、ベルリンの科学アカデミーで教鞭をとっていた際に、大学院の物理学の学生だった27歳のメルケル首相とすでに出会っていた。なお、メルケル首相もその後量子化学で博士号を取得している。それぞれ一度、別の人と結婚しザウアー氏は2子をもうけたが離婚、1998年に2人は再婚した。なお、「メルケル」という姓は首相の前夫の名前だ。

時事ドットコムによると今回来日し、5月26日に安倍昭恵氏主催の配偶者プログラムに参加したのは、他にカナダのトルドー首相夫人で元記者のソフィー氏とトゥスク欧州連合(EU)大統領夫人のマウゴジャタ氏。ミシェル・オバマ米大統領夫人やキャメロン英首相のサマンサ夫人は来日していない。前回、日本で行われた2008年の洞爺湖サミットでは、アメリカ、カナダ、ロシア、英国の4か国首脳夫人と欧州連合大統領夫人の計5人が参加した

サミットで来日した各国首脳は、多忙な日程をこなし会場で缶詰状態になっている。「配偶者プログラム」はその間に、開催地の文化に触れ、地元の方々と交流、親睦を深める狙いで行われいる。かつては「夫人外交」などとも呼ばれてきたが、政治の場での女性の活躍に伴って、その様子も様変わりした。

もちろん、ザウアー氏がサミット中、全く笑顔を見せてくれなかったというわけではない。友人たちはドイツメディアに対して「不機嫌」というザウアー氏の公的なイメージを否定し、「本当はウィットに富んだ面白い人」と評しているという。
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伊勢神宮を訪れ笑い合うザウアー氏(左から2人目)と安倍昭恵氏(右から2人目)。貴重な瞬間かもしれない。

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カナダのジャスティン・トルドー首相
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