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オバマ大統領がジャズセッション スローなバラードに合わせて政治を歌う(動画)

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アメリカのオバマ大統領は6月9日、NBCの人気トーク番組「ザ・トゥナイト・ショー」のコーナー「スロージャム・ザ・ニュース」に登場し、司会ジミー・ファロンと4年ぶりの共演を果たした。

オバマ大統領は、「Orange is not the new black.(黒の次はオレンジではない)」と、共和党の推定候補者で、顔がすぐに紅潮してオレンジ色になるドナルド・トランプ氏に向け、きついジョークを放った。アメリカのドラマ、「オレンジ・イズ・ニュー・ブラック」にかけているようだ。

「こんばんは。大統領のバラク・オバマです。私も今夜のニュースをスロージャム(バラード)に乗せて歌いたいと思います」「ザ・トゥナイト・ショー」の専属バンドであるザ・ルーツがゆっくりと演奏を始めると、オバマ大統領はこう言った。

大統領はバンドの演奏に合わせて、地球温暖化対策や医療保険制度、同成婚など、任期中に達成した内容を高らかに言い放った。

「地球温暖化は実際に起こっている、医療保険は手に届くものとなった。そして、愛は愛だ」オバマ大統領は言った。

司会のファロンもコーラスとして登場し、合いの手を入れた。

「そうそう。オバマ大統領は長期間の経済成長を促進させたよね。2008年、この国の状態はよくなかった。国はあまりにも疲弊し、ストレスを感じていた。頭痛を抱えていると言われていました。バラクはそこにロウソクの火を灯し、滑らかなサテンの布を敷いてくれたんだ。アメリカ人に、『Yes, We Can(そう、我々はできる)』と言った」

「大統領を3期務めることはできない」オバマ大統領は言った。「私が永久に大統領でいることはできない。それに、223日後(大統領の退任日)にハワイの家族旅行を予約しているんだ。でも、そんなことは関係ない。といっても、今年の秋、アメリカ人は重大な決断をしなければいけない。世界中が注目していて、世界はアメリカに安定とリーダーシップを求めている。そして、一部の大統領候補者が私の外交政策に批判的なのはわかっている。ここで実名は挙げないけどね」

だが、ザ・ルーツのMC、ブラック・ソートが「ドナルド・トランプのことだ」と歌うと会場は笑いに包まれた。

さらにオバマ大統領は、彼が任期中に行ったイランの核合意、キューバとの外交再開、そして環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)を批判した人々に反論した。

「ちょっと待って、大統領」ファロンが割って入る。「TPP賛成ってことかい?」

そうだ、僕のことは分かっているだろう」オバマ氏は返した。

番組は、6月8日、オバマ氏が2016年の大統領選挙でヒラリー・クリントン氏の支持を表明した前日に収録された。

最後に、オバマ大統領はマイク・ドロップ(完璧なパフォーマンスをした後に行う)をした。おそらく、マイクを落とすのはこれが最後だろう


オバマ氏とジミー・ファロンが初めて「スロージャム」を行ったのは2012年。その時ファロンは、大統領のことを「プレジー・オブ・ザ・ユナイテッド・ステジー」(プレジデント・オブ・ザ・ユナイテッド・ステイツ=「アメリカ合衆国大統領」をラップ調に崩した言い方)と呼んだが、幸いなことに、今回ファロンがこの呼称を使うことはなかった。

この記事はハフポストUS版に掲載されたものを翻訳しました。

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