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参院選「誰に投票した?その理由は?」 若者らに聞いてみた #YoungVoice

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RENHO
蓮舫・参院議員(左)に質問する学生ら | The Huffington Post
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今回の参院選では、国政選挙としては初めて18歳以上が投票できるようになった。18、19歳をはじめとした若者たちはどの候補者に投票し、またその理由や感想はどんなものだったのか。

ハフポスト日本版は6月、「#YoungVoice」企画として、18〜23歳の若者16人と一緒に国会議員や自治体の首長ら計10人を訪ね、率直で様々な質問を投げかけた。この企画に参加した学生に、今回の参院選での投票行動についてハフポストが質問をした。回答があったのは、参加者のうち18〜23歳の10人。回答からは、若者らの率直な思いが伝わってきた。

質問は(1)選挙区ではどの党の候補者に投票したのか(2)その理由は何か(3)投票を終えての感想の3問。回答者の氏名と年齢、性別は非公開とした。

■女性の輝く社会を実現しようと公約を掲げていたため
(1)無所属
(2)私の関心のある女性の輝く社会を実現しようと公約を掲げていたため。
(3)どのような投票用紙でどのように書くのかなど学校で習わなかったため、すごく緊張した。1票の重さと意思を表すことの重要性を感じた。

■現在の日本には左寄りが必要
(1)共産
(2)若干極端な選択だが、参議院にこの様な声があるのは悪い事ではない。他に良い立候補者がいない。個人的には、現在の日本には左寄りが必要。世界的に見て「ナショナリズム」が台頭しているため(ドイツやフランス、特にイギリス)、日本も染まってしまう前に左寄りへ。とにかく憲法9条改正を避ける。でも極端に左なのは絶対に嫌だ。
(3)「遂に」と感じた。

■大人になったな、と思った
(1)民進
(2)改憲したら嫌だな、というつもりで、野党第1党に入れた。
(3)2014年の衆院選で投票所、開票作業のバイトをしたので一応勝手は知っていた。自分の1票がどれだけの大きさになるのか実感はわかないが、大人になったな、と思った。

■自民党草案の憲法改正法案を通読し、反対だと感じた
(1)※空欄
(2)憲法についての政策を吟味した結果。自民党草案の憲法改正法案を通読し、反対だと感じたため、そこに対抗しうる政党を選んだ。
(3)1票を入れる前まではとても悩んだ。1回投票所に行き、自信がなくなり、もう1度家に帰って調べてから、改めて投票所に行った。責任の重さを感じた。

■貧困と格差を減らしていこうとしている姿勢に共感
(1)共産
(2)LGBT法連合会のアンケートから「私は、誰もが人間らしく生きられる社会をめざしており、その立場から性的マイノリティの人権を保障していくことが大切だと考えています」とコメントしていたり、同性婚についても賛成していること。また、若者に寄り添った政策が多く、貧困と格差を減らしていこうとしている姿勢に共感できたから。
(3)人生2回目の投票だったが、前回より色々調べてから投票できたので良かった。

■ちょっと手間だった
(1)共産
(2)若手で、また、働く環境や貧困について真剣に考えてくれているように感じたから。
(3)参院選は初めてだった。各候補者や政党の情報を調べるのに時間がかかり、ちょっと手間だった。

■政策や演説だけで判断した
(1)おおさか維新
(2)全候補者について、学歴や経歴は見ず、政策や演説だけで判断した結果、最も自分が描いていた社会に近かったから。
(3)学校で学んだ政治経済や公民は役立たなかった。経歴や学歴を見ず、掲げている政策や街頭演説だけを見て判断するのは意外と困難だった。

■依然として政治に期待が持てないように感じた
(1)民進
(2)このまま自民になると与野党の亀裂がさらに深まり不毛だと思ったため、うまくいくかは定かでないが政権交代して欲しかった。
(3)政治に興味がないから投票しないのではなく、投票しないから政治に興味がなくなるのかなと改めて実感した。しかし、今回の選挙での投票行動が実際の政治に与える影響力はあまり感じられず、依然として政治に期待が持てないように感じた。

■自分の政治的思想とほとんど同じ
(1)自民
(2)経歴と、なによりも自民党であるから選んだ。選挙演説や国会中継、支持者を見て、与党以外に投票するという考えは一切起こらなかった。自分の政治的思想とほとんど同じであり、なによりも自民党を支持したいという気持ちが強かった。
(3)約2分で終わった投票は、はっきりいうとあっけなかった。しかし私にとって初めての参政権の行使。緊張よりもうれしさを感じた。自分の入れた1票が確かに投票率、投票数として反映されるのだから感慨深い。私が行ったとき投票所にいた7割は高齢者、2割は中年、1割が学生か20代の若者だった。もう少し若者が多いのではと思って期待していたぶん、やっぱりかという思いになった。SNSを見ていると高校時代の後輩、大学の同期、先輩、後輩が投票に行ってきたとツイートをしている。それを見ていると少し安心する。

■自分の1票で政治が動くということはない
(1)民進
(2)実際にお会いする機会があった際、若い世代の問題に取り組む姿勢があり、また質問に誠実に答えてくれる印象を受けたから。
(3)現実には自分の1票で政治が動くということはないので、これをきっかけに日々の生活の先にある大きな問題について、より深く考えられるようになりたい。

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