ミス慶応の運営団体、女子学生への集団乱暴疑いで捜査 慶大は被害相談を受けていた

広告学研究会は同大学の「ミス慶応コンテスト」の企画・運営などを行う学生団体。
慶応大学

未成年への飲酒を強要したとして、慶応大学から解散処分となった学生サークル「広告学研究会」について、10月13日、「週刊文春」(10月13日発売)や産経ニュースが女子学生への集団乱暴があったと報じた。

産経ニュースは捜査関係者の話として、9月上旬、神奈川県葉山町内の合宿施設で、男子学生らが女子学生に酒を飲ませて誘い込み、集団で乱暴した疑いがあるとして神奈川県警が捜査していると報じている。

この報道に対して、慶応大は10月12日、解散にあたって事件性のある行為は確認していなかったとして、週刊文春で指摘された「隠蔽」については否定、「捜査権限のある警察等において解明されるべきであると考えます」と公式サイトで発表した。

一方で、朝日新聞デジタルは慶応大側が、女子学生から被害相談を受けていたことを明らかにしたと報じている。

慶大広報室によると、女子学生側から性的被害について相談を受け、関係したとされる男子学生に複数回、聞き取り調査したが、「性的暴行などの事件性は確認できなかった」としている。

ミス慶応の広告研、女子大生を集団性的暴行か 県警捜査:朝日新聞デジタルより 2016年10月13日)

広告学研究会は同大学の「ミス慶応コンテスト」の企画・運営などを行う学生団体。このミスコンは多数の女子アナを輩出するなど「民放女子アナの登竜門」的な存在だったが、解散を受けて2016年の開催は中止とされた。

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