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読者の皆様へ ハフィントンポストUS版がトランプ氏に関する編注を取り下げる理由

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今回のアメリカ大統領選の選挙運動が始まった頃、私たちはドナルド・トランプ氏に関する記事に編注をつけた。そこでは彼の民族主義、女性嫌い、外国人嫌いが強調されていた。

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ハフポストUS版編注:ドナルド・トランプ氏は世界に16億人いるイスラム教徒をアメリカから締め出すと繰り返し発言してきた嘘ばかりつき極度に外国人を嫌い人種差別主義者ミソジニスト(女性蔑視の人たち)、バーサー(オバマ大統領の出生地はアメリカではないと主張する人たち)として知られる人物である。

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彼はこうしたことについて隠そうともしなかった。何はともあれ、彼は大統領に選ばれた。しかし、だからといって真実が変わるわけではない。

バラク・オバマ政権時、トランプ氏率いる共和党の一派は、それまでのアメリカの伝統に逆らう形で彼の大統領としての資質に疑問を呈した。

私たちはこれと同じ行為を繰り返しはしない。好むと好まざるとに関わらず(それは引き続き正直でいよう)、決してそのようなことはしない。彼は選挙に勝ったのだ。この勝利はかつて予見されたものだが、私たちは無様にも読み損ねた。

トランプ氏の政権下で何か問題を見つけたとき、私たちは迷うことなくこれを糾弾するだろう。彼が民主主義の規範に背くとき、少数派グループや立場の弱い人たちを標的とするとき、 声高にはっきりと主張するのを躊躇しない。彼が持つ最悪の直感を頼りにし、彼を支持する白人至上主義者に媚びへつらうようなことをすれば、民族主義者と呼ぶことをためらわない。しかし私たちは、選挙期間中最悪なことを繰り返してきた男が、そのままの姿でホワイトハウスに入る男にならないことを願う。

もし、トランプ氏が選挙運動中に公約したように経済格差の流れを反転させ、製造業に雇用を取り戻せば、お金をあまりかけずに国民に優れた医療保険制度を提供する方法を見つけ、経済活性化に向けて設備投資ができるようになり、そして何よりも再びアメリカを偉大な国にできるなら、私たちは彼を讃えよう。答えはやがて分かる。

ハフポストUS版より翻訳・加筆しました。