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アメリカ・オークランドの倉庫で火災、死者40人の可能性も レイブパーティーに参加した若者たちが犠牲に

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アメリカ・カリフォルニア州オークランドで12月2日夜、クラブイベントが行われていた倉庫「ゴースト・シップ」で火災が発生し、これまでに少なくとも9人が死亡、25人が行方不明となっている。消防当局が3日未明、死者は40人にのぼるおそれがあるという。

ワシントンポストによると、火災は2日午後11時30分ごろ、オークランドの中心街から5kmほど離れたところにある倉庫で発生。建物内には50人ほどが集まっていた。この倉庫はアーティストがスタジオ兼住居として利用しており、火災発生当時、EDM(エレクトリック・ダンス・ミュージック)グループのゴールデン・ドナらを招いてレイブパーティーが催されていた。

消防当局は当初9人の死亡を確認、予想される死者数は20名以上と発表したが、現在ではさらに多くの死者が出るものと見込まれている。

当局は3日未明、捜索作業の開始までに最低でも48時間かかると発表した。可動式の壁やがれきなどが救出作業を阻んでいる。

「建物内がかなり危険な状態であるため、作業を中断せざるを得ませんでした。捜索作業は困難を極めています」と、アラメダ郡保安官事務所の報道官レイ・ケリー巡査部長は語った。

ケリー巡査部長によると、当局は「30から40名の死者が出るものと見て、対応に備えている」という。

ワシントンポストによると、オークランド消防署長のテレサ・デローチ・リード氏は「70人以上の消防士が現場に駆け付けた」と語った。

デローチ・リード氏は「とても悲しい出来事です。この地域は大きなショックを受けています。ご家族の方々や友人たちの気持ちを話すのも辛いです。私たちのコミュニティは傷ついています」と述べた。

イベントに参加していたボブ・ミュールさんはテレビ局KTVU-TVに、「足首を怪我した友人を助けようとしたが、叶わなかった」と語った。

「火の熱と煙がすごくて、外に出るしかありませんでした。私の皮膚はめくれて、呼吸困難になっていました。消火器を噴射することはできませんでした」

カリフォルニア州知事のジェリー・ブラウン氏などがSNS上で追悼の意を表した。

この辛い状況の中、私たちの心は街全体と共にあります。そして亡くなった人の家族や友人に哀悼の意を表します

オークランド市のリビー・スカーフ市長は3日、記者会見で初期消火に対応した消防士たちに謝辞を述べた。

「犠牲者のご家族のことを思いながら、朝を迎えました。ご家族のみなさんは情報と、私たち当局者が非常に複雑で壊滅的な現場で対応するのを待っていました」と、スカーフ市長は述べた。

AP通信によると、倉庫にはスプリンクラーが設置されておらず、火がまわりが早く、建物の天井が崩壊した。倉庫内のアートスタジオも家具や置物、その他大きなオブジェが散乱していた。出口が2階に1つしかなく、しかも即席でつくられた吹き抜け階段しかなかったという。

ゴーストシップビルの古い写真。行方不明者を確認するためのリンクはこちら

地元紙イーストベイ・タイムズによると、11月に近隣住民の1人が建物の周りにごみが散乱していると苦情を申し立て、市当局が倉庫の持ち主に出頭命令を出していたという。

「おまけに建物付近の歩道にも、ごみがたくさん放置してあるんですよ」と、この苦情を出した人物は語った。「ごみの中には危険物も混ざっていました。本来この建物は倉庫なのに、持ち主が勝手にごみリサイクル場にしてしまったんです」

イーストベイ・タイムズによると、オークランド市当局は3日、建物の内部構造が建築基準に違反しているかどうか、捜査を開始したとみられる。

出火原因はいまだに不明だ。Facebook上のイベントページには、176人がイベントに参加予定と表示されている。このイベントページには現在、連絡を試みる家族や友人の書き込みが相次いでいる。

地元のMLB球団オークランド・アスレチックスは、この最悪の火災による犠牲者に対するお見舞いとして、1人当たり最大2万ドルの寄付を募ると発表した。

市当局は行方不明者身元特定作業の進捗状況を載せた文書を公開している。

ハフィントンポストUS版より翻訳・加筆しました。

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オークランドの倉庫で火災
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