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「トランプ政権は科学的根拠に基づく政策決定を」科学者がボストンで抗議デモ

2017年02月22日 02時24分 JST | 更新 2017年02月22日 02時24分 JST

アメリカ・マサチューセッツ州ボストンで2月19日、科学者数百人が集まり、「地球温暖化はでっちあげだ」などと気候変動を否定するトランプ政権に対し、科学的根拠に基づく政策決定を求める抗議デモがあった。

この抗議デモは、非営利団体「憂慮する科学者同盟」と、気候変動の啓蒙団体「クライメート・トゥルース」「ナチュラル・ヒストリー・ミュージアム(NHM)」が企画した。ボストンではアメリカの科学誌『サイエンス』を発行する学術団体「アメリカ科学振興協会」(AAAS)の総会が開かれており、総会に出席した科学者たちに抗議デモへの参加を呼びかけた。

「科学と研究が攻撃されています。どうしますか? 立ち上がりましょう。応戦しましょう」と、抗議デモ参加者たちはボストン市のコプリー広場で訴えた。

トランプ政権では、環境保護庁や農務省の職員に、SNSの発信を含む外部への情報提供を一時停止する「箝口令」を敷いている。その他、国立公園のSNSへの検閲や、政府機関のウェブサイトから気候変動に関する情報を削除するなど、気候変動対策に後ろ向きな姿勢を強めている。

ボストングローブによると、「これは探求の自由に関わる問題です」と、NHMのディレクター、ベカ・エコノモポウロス氏はデモ参加者に向けて語りかけた。「科学者と政府機関の口を封じ、移民の入国禁止令を出し、科学的データを削除し、科学研究への資金援助を停止する。研究機関への干渉は、我が国を危険な方向に向かわせるものです。アメリカ国民とコミュニティが、こうした政策の矢面に立たされています」

トランプ氏は、環境保護庁を再編成するための大統領令を間もなく出すと報じられている。また、上院議会は17日、気候変動懐疑派として知られるオクラホマ州の司法長官スコット・プルーイット氏を、環境保護庁の長官に任命した。プルーイット氏は、オバマ大統領が2013年に策定した温室効果ガス排出削減策「クリーン・パワー・プラン」(CPP)をめぐり環境保護庁を13回訴えている。

抗議デモ参加者たちと、科学者らしい抗議の仕方を、写真と動画で見てみよう。

#Standupforscience集会に、どれだけ多くの人が参加しているか見てほしい。数千の科学者と科学の支援者たちがボストンに集まった。

「科学者は信じられないだって? だったら、お前の携帯電話、GPS、電子レンジとかを返せ。Wi-fi、インターネット、平面型テレビ、天気予報、暴風雨警報、MRI、電球、抗生物質、飛行機も使うな。プリングルスも(そう、チップスだ)」

コプリー広場の #standupforscience 抗議デモ集会で発見

犬ですらトランプと、彼がやってるバカなことに呆れているよ。

科学を支持するこの訴えには鳥肌が立つ。

「オルタナファクト(もう一つの事実)は虚数だ」これまでで一番気に入っているサイン。

"環境保護庁の箝口令を解除しろ"「科学がなければ、アメリカはない」と、#standupforscienceへの参加者は言った。「科学がなければ、私たちには何もない」

「π以外の不合理はいらない」今日のボストン#standupforscience集会で、私のお気に入りサイン

「解決しようとしないのなら、あなたは物事を沈殿させるだろう」注釈:トランプ氏がイスラエルとパレスチナの紛争には「2国間共存の解決策にはこだわらない」と発言したことに引っ掛けている)今日のボストン#standupforscience集会から

数千人の科学者たちがボストンでの#standupforscienceに参加している。良いことだ。#Resist(抗議)するために、私たちは全員、時にはデモという手段をとらなければいけない。

ハフィントンポストUS版より翻訳・加筆しました。

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気候変動で危機にさらされる世界の絶景

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