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東京荒廃で縁起が悪い?『AKIRA』アートに驚きの声 渋谷パルコに改めて聞いた

2017年05月18日 20時15分 JST | 更新 2017年05月18日 22時07分 JST

大友克洋氏の『AKIRA(アキラ)』をモチーフにしたアート作品が5月17日、改装中の渋谷パルコに登場した

工事現場を囲った壁に、『AKIRA』の主人公である金田正太郎が、トレードマークのバイクにまたがった姿で描かれている。

このニュースを受けてネットでは、東京オリンピックの中止を連想させる『AKIRA』をモチーフにしたのには何らかの意図があるのでは?といった反応が見られた。

『AKIRA』は、1982年に連載開始した大友克洋氏の伝説的な漫画で、1988年には映画化もされ社会現象となった。

物語の舞台は2019年の「ネオ東京」で、翌年2020年にオリンピック開催が予定される東京の街で巻き起こる若者の闘争、テロ、世界大戦、街の破壊などが描かれている。2019年の「ネオ東京」はオリンピック開催が難しい状況に追い込まれる。「『AKIRA』は東京オリンピックを予見していた」と話題にもなっていた

渋谷パルコがビルの再オープンに向けて掲出したモチーフが『AKIRA』ということで、東京の不吉な近未来や、オリンピックの中止などを想起した人もいたのかもしれない。

改めてパルコのエンタテインメント事業部の小林大介さんに電話取材したところ、「パルコが企業としてオリンピックの開催の是非に意見を持ち合わせているということはありません」と回答した。

また、東京の街の破壊が描かれる『AKIRA』をモチーフとした意図について小林さんは「『AKIRA』は一度壊れるけどそこから再生に向かっていく夜明けを感じさせる作品でもあります。その世界観が渋谷の街の再生とリンクすると思う」と改めて語ってくれた。

▼画像集「渋谷パルコの仮囲いアート」が開きます▼

渋谷パルコの仮囲い


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