マクドナルドのCMがイギリスで炎上「父失った子供の悲しみを利用」 批判殺到し打ち切り

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マクドナルド | Alain Le Bot via Getty Images
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マクドナルドがイギリスで放映したCMに批判が集まっている。親と死別した子供を取り上げたストーリーに対して「父を失った子供の悲しみを利用している」などの批判が殺到し、放映から数日でCMの打ち切りを決めた。

BBCによると、CMは5月12日に初めて放映された。男の子が亡くなった父親のことを母親に尋ねるが、自分とあまり共通点がないことに悲しい表情を浮かべる。2人はマクドナルドを訪れ、男の子がフィレオフィッシュを注文すると、母親が「お父さんも好きだったのよ」と伝える。マクドナルドを通じて、父子のつながりを確認するという内容だ。

このCMが放映されると、批判の声が相次いだ。これを受けてマクドナルド側は、7週間放映される予定だったCMを、17日を最後に打ち切ると発表。広報担当者は、「動揺させようという意図は全くなかった。CMが大事なお客さまを失望させてしまったことは残念に思う」と、ワシントンポストの取材に答えた。

ガーディアンによると、遺児支援団体「グリーフ・エンカウンター」には、CMの母子のように子供が親と死別した家族からの電話が相次いだ。設立者のシェリー・ギルバート氏は、「『広告によって子供が動揺してしまっている」といった声が寄せられている」と明かした。

またイギリス広告基準局には、15日までにCMに対する批判が100件ほど寄せられており、さらに増えるとみられる。担当者は「批判を寄せた人は、『ファーストフードを売るために、親との死別やその悲しみを利用するのは不適切で配慮にかける』と指摘している。内容に目を通しているが、調査を始めるだけの根拠があるかどうかの判断には至っていない」と話した。

Twitter上でも、男の子と同じように親を亡くした経験のある人らから、批判的な意見が寄せられた。

「気分が悪いし、うんざりする。私は9歳の時に父親を亡くした。バーガーが思い出?そんなはずない!」

「父親を亡くした男の子の話を皮肉った広告で、信じらないぐらいくだらない」

一方で、CMを擁護する意見もでた。

「よくできたCMだと思う。いつだって『気分を害された』という人がいもんだ」

「マクドナルドの広告を批判する人は、冷静になったほうがいい」


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