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マクロン大統領、メイク師への給与支払いが3カ月で340万円。大統領府は今後の減額を約束

「たしかに高いことは認めます。しかしこれまでの大統領に比べれば、安いほうなのです」

2017年08月28日 18時41分 JST | 更新 2017年08月28日 18時57分 JST
Stoyan Nenov / Reuters

フランスのエマニュエル・マクロン大統領のメイク師への給与支払いが、就任から3ヶ月間で2万6000ユーロ(約340万円)に達していることが明らかになった。地元誌「ル・ポワン」などが報じた。

「ル・ポワン」によると、マクロン大統領は前任者たちとは異なり、公務中に付きそう専属のメイクアップアーティストを雇っていなかった。そのかわりマクロン氏は、5月7日の大統領選以来、選挙キャンペーン中も帯同していた40歳の女性アーティストにメイクを依頼していた。「(外部業者への委託によって)給与に関する必要経費を見積もることができ、よりお金のかからない方法について距離を置いて考えることができた」とマクロン陣営のアドバイザーは「フランス・アンフォ」に説明している。

「たしかに高いが、前任者たちよりは安い」

同じく「ル・ポワン」によれば、一連のサービスから「1万ユーロ」と「1万6000ユーロ」という2つの請求書が生まれていた。その合算が2万6000ユーロとなったかたちだ。「これはここ数カ月のあいだに生じた外部委託による給与分で、マクロン氏が大統領に就任して以来の緊急事態と関係があります。内訳はさまざまで、記者会見や外国先でのメイク、それに伴うこの女性メイクアップアーティストの移動費などが含まれます」と官邸側は釈明している。

さらに大統領府は「BFMTV」に答えて、これらの手当はあくまで「緊急に」生じたものであり、費用は「今後大幅に減らしていく方針だ」としていている。

「たしかに高いことは認めます。しかしこれまでの大統領に比べれば、安いほうなのです」とマクロン大統領の側近は断言する。「ル・ポワン」誌も指摘するように、請求額は前任者よりも低い。例えばフランソワ・オランド前大統領は、自身のメイクアップアーティストに手取りで1月6000ユーロ(約80万円)を支払っていた。

オランド氏はヘアアーティストを月々1万ユーロ(約130万円)の給料で雇っていたことでも論争を巻き起こしていた。

ハフポスト・フランス版より翻訳・加筆しました。

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