WORLD

フランスのサッカーリーグ戦で観客席の柵が崩壊、29人が負傷

衝撃的な映像だ。

2017年10月02日 17時37分 JST | 更新 2017年10月02日 17時41分 JST
FRANCOIS LO PRESTI via Getty Images

9月30日に行われたフランスのサッカー1部リーグ、アミアン対リールの試合で、観客席の柵の一部が崩壊する事故が起こった。試合は現地時間午後8時30分ごろ中断された。

事故が起こったのはアウェーのリールサポーターで埋め尽くされた一画。前半16分にリールの選手が先制点決めると、喜んだサポーターがピッチに面する観客席の仕切りに押し寄せ、柵が崩壊した。サポーターは折り重なるように数メートル下の地面に落下した。

現在までに29人の負傷者が報告されており、そのうち5人が重症だという。

事故後、アミアンSCのベルナールジョアナン会長は次のように発言した。

「柵に問題はありませんでした。警備から事前に、非常に興奮した200人の熱狂的リールサポーターがアウェイスタンド側に集まっていると知らされていました。(点が決まった瞬間)500人以上が我先にと、完璧な状態だった柵に駆け寄ったのです。500人もの人がピッチに押し寄せようとするさまを想像してみて下さい」

この発言にリールOSCのジェラール・ロペス会長は「ショックだと」述べ、SNS上でもジョアナン会長の言動に批判が集まった。翌朝、会長は自らの発言を謝罪した。

「負傷したサポーターの方々に心からお見舞いを申し上げます。あのときはつい、思っている以上のことを言ってしまいました。言葉の使い方も不適切でした。クラブのゼネラルマネージャーを呼んで自分の発言を悔いていると伝えました。私が言いたかったのはリールサポーターの急激な突進も考慮する必要があるということでした」

ジョアナン会長は続ける。

「検察が捜査を開始したので、結果を待っています。何人もの安全委員会のスタッフがアミアンのスタジアムを訪れ、基準に問題がなかったことを確認していきました」

フランスプロサッカーリーグ協会(LFP)は5日に今回の事故に関する委員会を開き、対応を検討するという。

ハフポスト・フランス版より翻訳・加筆しました。