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アジア現地採用から始まるキャリアデザイン「新卒海外就職」何それ、おいしいの?

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はじめましてのあいさつをすると、高確率で日本人とは言われないErisaです!

シンガポール生活開始から約1年半の今、海外への適応力を伸ばしているのか、ただ単にこんがり日焼けしてきているだけなのか。

なぜかは分かりませんが、現地ライフにどっぷりつかっています。

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自己紹介しますと、2014年・都内大学を卒業すると同時に、シンガポールにて現地採用で米系のリサーチ企業に就職し1年半勤務。

2015年10月よりキャリアアップとして米大手IT企業に転職。

熱いアジアのハブ、ここシンガポールで絶賛吸収・成長中です!

変人扱いされても諦めたくなかった、「新卒で海外就職」という選択

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日本での大学生活も後半に差し掛かり、「就活どーしてる?」がメイントピックになる中、「卒業後、海外で働きたい」というキャリア選択をする人はあまり多くはいませんよね。

しかも実際にやってみる人となると、さらに数は減るでしょう。

実際、私が就活で「新卒生としてアジア現地採用で働く」ことを選んだときには、「どうやるの?」がいつもお決まりの返答で、かなり宇宙人扱いをされていました。

大半の社会人には否定もされました。

それだけまだマイナーな選択だったということでしょう。

今回は、それでも私が新卒でのキャリアの選択肢として「アジアでの現地採用」を選んだ理由をお話しします。

本当の意味でのグローバル人材とは

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シンガポールという多様性に溢れた環境を選択した最大の理由は、様々な人や文化に出会って生きていきたいという想いからでした。

今でこそ新しいものに触れたり、人に出会ったりすることが大好きな私ですが、生い立ちをさかのぼると、実は今の自分とはまったく異なる自分がいました。

小学校の頃は朝会でよく貧血おこすモヤシキャラ。

いじめの対象になるのを恐れ、あえて目立たないようにしよう、と考えている子でした(笑)。

日本の、均一・同一性を重んじるカルチャーの中で、自分を押し殺している部分が強かったように思います。

それが、たまたま帰国子女や海外経験をもつ生徒の多い高校に入ったことで、大きく刺激を受けるように。

大学在学中ではカナダ・アメリカへの1年間の語学留学をし、多くの素晴らしい出会いを通して自分にはない考え方や生き方に触れ、さらに開眼!

もちろん日本固有の文化や歴史は素晴らしいし、誇りに思います。

しかし、異なる考え方や文化が入ってきにくい島国の環境ではなく、私の一番望む生き方は、多様性の中で生き、人間として成長することでした。

キャリアも生活も、それによって成長させたかったのです。

海外で働く道がエリートだけのものという時代は終わった典型的な新卒一括採用だけが日本の就職スタイルではなく、「海外」がその選択肢のひとつとしてあったっていい。

イマドキの大学生は、パッケージ旅行よりも、バックパックを抱えて「自分オリジナルの旅」を好む人も少なくありません。

「世界一周経験のある学生」だって、別に珍しくないでしょう。

キャリアも生き方も、パッケージに乗っかるのではなく、本当に自分が大切にしていること、やりたいこと、欲しいもの、歩いてみたい道を重視して自分用にデザインしていってもいいのではないでしょうか?


一度切りの人生なのだから、自分にとって最高のゴールを目指せるような地図を描けたらいいですよね。

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枠組みが無いからできないではなくて、「無かったらどうやってつくるか」を考えていくのは、人生の醍醐味のひとつだと私は思います。

価値観や文化、環境が異なる人たちと付き合いながら仕事をすることが求められる「グローバル」な時代。

本当の意味での「グローバル人材」とは、枠組みが無い環境のなかでも、自分で考えてデザインできる人のことを指すのではないでしょうか。

慣れ親しんだ環境や用意された枠組みから一歩出ると、予測もしない出来事への対処方法や違う考えとの付き合い方を学ぶことができます。

それは、今日本が必要とする「グローバル人材」として活動するための要素でもあり、自分自身の仕事や人生の幅を広げるためにも必要なものだと思います。

若さを最大の武器にして、海外就職するメリット

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「何の経験も無い新卒がいきなり海外で何ができるのか」

もう、何度言われたことか......耳ダコでした(笑)。

(「日本で経験を積んでいる間に、海外で活躍できるグローバル人材に育てられる企業はどこにあるのか」と返したかったのはここだけの話......)

何事にもメリット・デメリットはあります。

私の場合は、若さを最大の武器にして、今のキャリアステージで最大限に成長したかった。

何の経験もない......でも、先入観がない真っ白な状態だからこそ、好奇心のおもむくままに行動したり、小さな変化でも敏感に気づくことができる。

同じことを経験したとしても、若い時のほうが吸収できる量は多いはず。

たとえ失敗したって、それは今後の大きな糧になります!

今までに不安なこともたくさんありましたが、そう自分に言い聞かせて、これまで頑張ってきました。


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これは日本で就職した友人とスカイプで話していて感じたのですが、シンガポールで就職したことで得たことに、「若いうちのキャリア・スキル・ディベロップメントの無駄のなさ」「裁量の質と量」があります。

こちらでは入社直後から、私が新卒だということは関係なく、責任の大きいプロジェクトを任されてきました。

もちろん競争や実力主義的な面はタフですが、年功序列がないので、空気を読む必要がなく昇進に遠慮はいりません。

出世しようとする人のことを「出しゃばり」と呼ぶこともなく、若さゆえに失敗しても、そこから学べばよし、と気持ちよく成長できます。

リーダーシップのある女性マネージャーも多く、お手本にしたいロールモデルを身近に見ることができます。

日本で経験を積まれてきた駐在員の方とお話する機会もありますが、私のように日本で働いた経験が無いからこそ得られる価値観があることにも、気づかされました。

海外就職が「普通」になる

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「海外」は、これからの日本人のキャリアデザインにとって、当たり前の選択肢のひとつになってくると思います。

ABROADERSを始め、メディアでは特に2014年以降に「新卒海外就職」ネタが増えているのではないでしょうか。

私がかつて「新卒 海外 就職」で検索したときは、事例が全く出てきませんでしたが、たった数年でここまで状況が大きく躍進していることに驚きます。

「私が『新卒で海外就職したい』と言っていたときは、まだ一般的じゃなくて大変だったけれど......」なんて語ることが、近い将来起きるかもしれません。

その日を目指して、海外就職に興味がある方たちに情報をシェアしていきますね。

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ライター
Erisa

平成元年生まれ。都内の大学を単位ギリで卒業後シンガポールに渡り、米リサーチ企業入社。2015年秋より米大手IT企業に転職し、新な成長痛に奮闘中。仕事も生活も、シンガポールでのいろんな人と文化に囲まれカラフルな日々。好きなものは、人・食べること・飲むこと・旅。

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週刊ABROADERSは、アジアで働きたい日本人のためのリアル情報サイトです。海外でいつか働いてみたいけど、現地の暮らしは一体どうなるのだろう?」という疑問に対し、現地情報や住んでいる人の声を発信します。そのことによって、アジアで働きたい日本人の背中を押し、「アジアで働く」という生き方の選択肢を増やすことを目指しています。

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