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「花王 アタック」のCMを観て感じたこと

2014年07月17日 14時33分 JST | 更新 2014年09月15日 18時12分 JST

【花王アタックウルトラアタックNeo広がっています篇】のCMを観た。

CMを観終わった瞬間に、何とも言えないもやもや感。

洗濯が大好きな人間としては、

ここまで「ママ」が使うことを強調されてしまうと、

頑固なパパとしては、

「あまりこの洗剤は使いたくない」という心情に陥ってしまう。

決して花王批判をしたいわけではない。

昨年度から厚労省が創設した「イクメン企業アワード」の大賞を受賞した花王。

花王は、積極的にパパへの働きかけもしており、

働き方の見直しなど評価できることも多く、

ワーク・ライフ・バランスの先進企業でもある。

なので、このCMが本当に残念でならない。

忙しいママに活用してもらうことで、

売り上げを伸ばしたいという意図は分かるが、

表記の仕方も気になる。

まず、「育休明けママ 会社員」

もちろん、育休明けパパが圧倒的に少ないのは分かっている。

分かっているけど、育休明けはママは仕事に集中したいだろうから、

洗濯くらいパパにやってもらうという発想がほしいところ。

続いて、「幼稚園ママ 主婦」

「幼稚園ママ」って・・・。

意味が分からないわけではないけど、

「主婦」を強調しなくてもいいのではないかな。

いま幼稚園でも延長保育を導入するところが増え、

働きながら、幼稚園に預けるというケースも多い。

さらに、来年4月からは「子ども・子育て支援新制度」が始まる。

そうなると、「主婦」ではない「幼稚園ママ」はさらに増えることだろう。

やっぱり「幼稚園パパ」もほしいところだ。

そして、主役の江角さん登場。

「部活応援ママ 女優」

「部活応援ママ」????

もちろん、「部活応援パパ」ではダメなの?ということなんだけど、

部活を応援していない親などほとんどいないだろうに。

さらに、土日に試合っぽい映像。なおさらパパでもいいではないかと思ってしまう。

強引に言葉を生み出して、いろんなママたちに充て込めていこうという魂胆が見え見えで、

ちょっと「いまの時代にこのCMはないだろうに」という感じ。

ウルトラアタックNeoの洗剤力についてはたぶんすごいんだと思う。

是非、使ってみたいくらい。

スピードコース満足度が91%を達成!

ただ、対象者は、全国20―59歳女性100名。

女性だけというのも残念だけど、アンケートが100名だけでした。

つまり、91名が満足だったということかな。

ただ、これくらいの規模のアンケートなら男性も入れてほしかった。

まぁ、いつも洗濯していない人に聞いても、

調査がブレるということなんだろうね。これは仕方がないか。

先月の都議会でのセクハラやじを契機に社会問題化しているが、

本質は、子育て・家事などの「家庭」のことについては、

「ママ」がやるもの、という意識から抜け出せていないということだ。

依然として、こうしたCMが平然と作られてしまうということは、

製作者側にもそうした意識があるからではないか。

政治家だけではなく企業側の意識もまだまだ古い。

製作者側にたぶんママもいただろうに、なぜ疑問に思わなかったのか?

結局、ママ自身が洗濯を押しつけられていることにしか映らないと思う。

そんな時短で簡単にできるなら、パパに洗濯をさせるべきだろう。

昔のように洗濯板で洗うわけでもなく、

二層式洗濯機もいまではほとんど見かけなくなった。

全自動式洗濯機は本当に簡単。

洗濯ごときパパにやらせなさい!と言いたい。

ただ、「うちの旦那は洗濯機も回せない」というママに会うのも事実。

だとしたら、なおさら、この時短洗剤をパパに使わせてほしい。

ママだけじゃなくて、パパが使っても、時短になるという洗剤のCMが観たかった。。。

「ママのチカラ」だけではなく「パパのチカラ」を家庭に生かすCMがほしかった。。。

いやいや、今後、パパバージョンが作られることを期待している。

パパに向けて、洗濯を毎日したくなっちゃうようなCMを是非とも作ってもらいたい。