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ちょっと会社やめてみた、ら

2016年04月03日 16時25分 JST | 更新 2017年04月03日 18時12分 JST

ボート競技っていう、誰も知らなさそうな競技にハマり、

「世界で勝ってみたいなー」と思うようになり

会社を辞めて年収0のプロ選手(無職)になってみた。

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「無職」って単純に職が無いことを言うものと思っていたけれど、

けっこう周りから人もいなくなるし、

自分からも声かけづらくなるし、

当たり前だけどお金もなくなるし、

無職になって最初に得たものは

たくさんの不安でした。

貯金残高という自分の戦闘力が減っていく虚しさ、

通帳の「お引き出し」の連続感、

職業欄に無職に○をつける感覚、

スタバの店員さんに「お仕事帰りですか?」と聞かれて答えに窮する時間、

その他いろんなことが、なってみないとわからない思い出として、なった。

不安のおかげで、

上手く漕げた時の喜びは半端なく嬉しいし、

逆に結果が出なかったり

怪我した時の落ち込み具合の半端なさに気付けたのも、

会社を辞めてからでした。

「一生懸命」は頑張ってなるものじゃなく

立場でなるもんなんだって

無職になって気付けた。

有職時代も一生懸命だったけれど。

昔は声をかけてくれる人を面倒くさがっていたけれど、

今は誰かに声をかけられる喜び、

「俺、人から見えてるんだな!」という

存在確認の喜びを知ったのも

会社を辞めてから。

満員の通勤電車の中の疎外感、

道行く人の視線、

空いてても座っちゃいけないんじゃないかっていう電車内での気持ちも

無職になってから。

給料日を失って得たものは、そんな感じ。

「選択肢はたくさんあったほうがいい」と思い

「一橋に入ったら何でもできる!」と思ったけれど、

いざ卒業してみると「一橋なんだから」という理由で超選択肢がないことに気づく。

一橋っぽい進路に進むことはおそらく簡単だが

自分っぽい進路に進むことが、異常に難しいこと

得たら結構縛られるし

失ったら結構自由なんだなって感じたのも

無職になってから。

人生プラスマイナスゼロだと思う。

いらないものは全部捨ててしまえ。

ポケットのサイズはみんな一緒なんだ。

本当に大事なものだけを

ポケットの中に。

「一橋なのにもったいない」人生

かもしれないけど

「中野紘志なのにもったいない」

人生はやだな。

どうせ人は死ぬから

60億の一人がこうしててもいいかなと

他に地球が何個かあるかもしれないし、

大切な人、大切な自分を大切にできるように

がんばります!!

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現ボート日本代表。昨年秋、退職、半年無職。4月よりプロ選手。

4月下旬のアジア大陸予選で五輪枠獲得を。

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