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「経営者を目指す」というのは、キャリア目標として間違っている!? 40代で必ず経営者になるために、20代のうちにやっておくべき3つのこと

2015年08月11日 14時12分 JST
Kazuhiko Kurihara

「グローバルで活躍できる経営者になりたい」。よく聞くお話しですし、そういう自分もそうなりたいと大学卒業時に強く思っていました。入社するまでは、色々な可能性や夢に心躍らせていた方々も、一度組織に属すると20代若手はどうしてもルーティン仕事に忙殺される毎日。当初の「経営者になる夢」もこころの片隅に置き去りにされていくパターンも少なくないのではないでしょうか。これが一番危険で、このキャリア長期戦を上手く乗り切るには、月並みですが、早いタイミングで自分なりの「ゴール」と「戦い方」を考え、着実に実行に移していくことが重要です。25年の経験を振りかえってお話しします。

• 計画の効用:早く描け!

先に「具体的なキャリア・ゴール」と「それまでの道すじ」を予め描いた人が圧倒的に優位なのです。仮にのちに修正して構いません。仮決めでもいいので、それに向かって意識して行動を重ねて行くことが大事なのです。その方が何も決めないよりも必ずゴールに早く近づきます。多くの私の経営者の友人に聞きましたが、たまたま「経営者」になった人はゼロです。富士山にサンダルで上った人がいないことと同意です。

• ロールモデルとメンターを探せ!

どういう経営者になりたいか、どうやって道すじを描けばいいのか、経験も無いのに中々イメージつかないですね。私は身近な職場で自分のロールモデル(模範)を見つけ、その人のものの考え方や今までのキャリア、自分との違いを紙に書き出してみたりしました。重要な局面でアドバイスして頂けるメンターの方々も探しました。

• 20代に強い刺激をもて!

経営者までの道は長期戦となります。人によって到着まで期間は大きく違います。なぜでしょう?多くの人は運やその人の能力によると片付けてしまうかもしれません。私はそうは思いません。私は「20代や学生時代の意識や心づもり」によると考えます。私はあるロールモデルの人に影響され、総合商社の駐在員の立場を捨てて米国のビジネススクールに自費留学しましたが、そこで目にしたものは、世界から集まった「経営者になりたい」と強く志望しているエネルギーに満ちた人達でした。大いに刺激を受けたのは言うまでもありません。ざっくりのイメージですが、20代で大きな自分の成長プランと教育機会を目一杯入手し、30代で組織のリーダーとなり実績を積み頭角を現し、40代で経営者になるという形が欧米リーダーのよくある経営者キャリアの形と思います。実際、外資系企業等ではファーストトラックといって、優秀な選抜人材に対し、早期から海外等でキャリアチャンスを与え、速成栽培しようと試みているようです。

最後に、経営者になるのが目的でなく、なってから良い経営者になり社会に貢献する事がゴールだとするなら、経営者になること自体は単にスタートに過ぎません。経営者になって思うのですが、経営上の失敗の数が経営の質を大きく左右するという事実。ならば早くスタートした方が良いに決まっています。皆様はどうお考えになりますか。

GAISHIKEI LEADERSは、外資系企業での仕事等を通じて日々グローバル社会とかかわってきたメンバーが、自らの『和魂洋才』を一層磨き上げ、社内外で活用し、グローバル社会と調和した、開かれた元気な日本の未来を実現することを目指し、設立されたコミュニティ・プロジェクトです。『和魂洋才』の梁山泊となり、日本社会・日本企業の多様性の欠如や視野狭窄、長期停滞等の課題に対して、新たな視点での解決策を提案し、政治・経済・教育の各分野から日本社会に変革を起こしていくことをゴールとして活動を展開しています。

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