先輩ママに聞きました! 「花のあるくらし」の作り方

お花のある生活、始めてみませんか?

朝から晩までバタバタと動き回る、働くママの皆さん。自分の癒しタイムをちゃんと取れていますか?

美容院に行ったり、マッサージに行ったりするのも良いですが、頻繁には行けないですよね。かと言って、家でアロマを焚きながらハーブティを飲む...... なんてシーンもなかなか想像できない。

そんな人におすすめしたいのが「お花を飾る」という癒しです。

先輩ママに聞く、お花の楽しみ方

島村 律子

お花を飾るといっても、何から手をつけていいのかわからない...... そもそも花瓶すらない! なんて方も多いですよね。ハードルが高いと感じる方も多いかもしれません。

そこでまずは、普段からお花を楽しんでいる3人のママたちから、お花生活を気軽に取り入れるためのヒントを教えてもらいましょう。

娘の月誕生日にお祝いをかねてお花を楽しむ

普段からお花をよく買い、友人の家にも手土産にお花を選ぶことが多いというNさん。「1輪でも2輪でも花があると気持ちが安らぐというか、穏やかな気持ちになれる。ナチュラルな香りも好きだし、命の尊さを感じるので、好きなんです」とのこと。

1歳になる娘さんの月誕生日にお祝いも兼ねて買うようにしていて、季節ごとのお花を選ぶのが楽しみになっているとか。

これからの季節は、秋らしい草花っぽいものや、お花じゃなくても栗のイガイガがついているものや枝ごとの木の実を選んだりしているそう。花器も、夏はガラスの器で涼しさを演出したり、秋は磁器の器や木の一輪挿しにしてみたり、花瓶に拘らずに季節感を楽しむのがNさん流。

幼稚園のお花教室へ参加

2人目のKさんは、4歳の娘さんと6歳の息子さんのママ。

幼稚園で保護者のママ向けに開催している生け花教室に通っていたそうです。元々、和のお稽古をやりたいなと思っていたものの、お教室に通うとなると敷居が高く感じ、通い続けるのも大変...... と諦めていたところ、幼稚園で開催しているのを知りすぐに参加を決めたと言います。「お花を飾っただけで、なんとなく丁寧に暮らしになったりするのが良いと思います」と、Kさん。

幼稚園やカルチャースクールで開催しているお花教室は、月1回から通えるところも多く、気軽に参加できるのがママにとって嬉しいですね。

自宅に届く! お花の宅配サービスを利用

お花初心者すぎて自分でお花を選ぶのが難しかったというSさんは、毎月お花屋さんがセレクトしたお花が届くサービスを利用中。

「今日はどんなお花が届くのかな? と、癒しだけでなく、ワクワクした気分も味わえるのが良いと思います。

子どもがいるとお花屋さんからお花を持って帰るのだけでもグチャグチャになってしますし、自転車移動だとうまく運べないので、家に届くのはとてもありがたい」とのこと。Sさんは「BloomeeLIFE」いうサービスを利用しており、週末にお花がポストに届くのだそう。忙しいワーママにもピッタリですね。

「仕事や育児でイライラしてしまうときにも、視界にお花が入ると何だかハッとさせられて、ちょっと落ち着こうって思えます。朝にお水を替えたりすることも、なんだか今までにない新鮮な気分になります。息子も『お花にお水あげた?』と気にするようになり、情操教育にもいいかしら、なんて思っています。お花屋さんでアレンジメントを買うのも良いですが、このサービスは一緒にお花の名前が書いたカードも入って届くので、お花の名前にも詳しくなってきました」

島村 律子

BloomeeLIFEは、約30種類以上の中からセレクトされた季節のお花が届く「花の定期便」。500円、800円、1200円からセレクトでき、週1~2回でお届け日を設定。不在の時にはスキップも可能など、フレキシブルに選べるのも魅力。

お花を長く飾るためのコツ

島村 律子

家にお花を飾る、という癒し。今まで自分で買う習慣がなかった「お花初心者」の方にこそ、ぜひ試していただきたいです。

お花を受け取るシーンって、記念日やお祝い等、嬉しい記憶とリンクしていることが多いですよね。お花って、ウキウキした気分とリンクしているものだと思うのです。だからこそ、家にお花を飾ることは楽しみになりうると思うのです。

お花を飾るメリットは癒し効果だけではありません。テーブルや玄関等、お花のスペースを作るために出しっ放しのものを片付けるようになるので、お部屋が少しすっきりします。家が乱れていないと心の乱れもなくなる気がして、一石二鳥ですよ。

最後に、せっかく飾ってもすぐに枯らしてしまう...... という方に、長持ちさせるコツをご紹介します。それは「水切り」です。

① バケツや洗面器に水をはり、水の中に茎の先端を入れる

② 茎を水の中に入れたまま、切れの良いハサミを使って茎を斜めに切る

③ 切ったらすぐに花瓶の中に入れる

簡単なことですが、これをやるかやらないかは大違いです。水の中で切るのは、切り口が空気に触れないようにするためで、気泡でお水の通り道をふさがないようにする効果があります。また、斜めに切ることでお水を吸う面積が広がります。ちょっと茎が変色してきたら、その部分をまた切って、お水がしっかり行き届くようにしてあげましょう。

それから、毎日お水を変えてあげる、枯れた葉っぱ、痛んでいたりぬめりのある部分をカットする...... なども長持ちさせるコツです。

花束じゃなくて一輪でも、または簡単な鉢植えでも。お花のある生活、始めてみませんか?

【ライター 島村 律子】

小さい頃からお稽古好きで、20代は3回の留学も経験。WEBデザイナー時代に自社サイトの取材執筆を担当したことから、エディター業をスタート。雑誌編集に10年携わる。育児の合間を縫って英語の勉強を再開したり、ゴルフをしたり、ワークショップを主催したり...... と、自己向上も積極的に活動中。

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