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【LAXIC学生編集部発】学生結婚・出産しても、自分のキャリアを築いていく! 現役大学生ママインタビュー<後編>

私の人生は私のもの 、自由な働き方を選びたい!

2017年10月23日 16時31分 JST | 更新 2017年10月24日 18時32分 JST

ラシク・インタビューvol.96

慶應義塾大学 柳下 桃子さん

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前回の記事に引き続き、現役大学生ママの柳下さんにインタビュー。

お子さんを抱えての就活、そして現在の生活、これからのライフプランについて伺います。実際に現在子供をお持ちのお母さま方、ゆくゆくは子供を産みたいけど自分のキャリアも諦めたくないという若者も、あなたの出産や就職に対する「常識」が少し覆るかもしれません!

私の人生は私のもの

自由な働き方を選びたい!

編集部:ブログを拝見して、柳下さんの「就活では自分が企業を選ぶ」という強気でポジティブな姿勢にとてもびっくりしました。多くの学生は企業に選んでもらうためにあれこれ努力するという感じだと思うんですけど......

柳下 桃子さん(以下、敬称略。柳下):私自己肯定感がとても強くて「私なんか」って思ったことがないんですよ。就活に関しては自分が会社にすり寄ったところで、偽った自分を一生続けていくのは辛すぎますよね。だからありのままの自分を見せた上で、私を採用したいと思ってくれる会社で働きたいと思っているんです。ありのままで面接に臨んで落とされたなら、その会社と自分は合わないって判断してもらえたということで、むしろありがたいかなと。

編集部:不採用でもポジティブに考えるんですね。現在、在学中とのことですが、大学を卒業されたらどのように働きたいですか?

柳下:就活は去年も経験しているのですが、その時から、軸は変わらずに持ち続けています。私、定時で働くという概念が嫌で、何でこの時間に出社してこの時間に帰らなきゃいけないの? と思っちゃうんです(笑) 長時間働きたくないし、通勤ラッシュの時間に出社もしたくない...... もっと自由な働き方をしたいです。

編集部:大学を出て、名の知れた大企業に勤めてたくさんお金を稼ぐことこそ幸せだと考えていたけど、働き方について重視したことがなかったのでなんだか新鮮です。

柳下:結局は何に幸せを見出すかじゃないかと思うんです。大企業に勤めてたくさんお金をもらっても、そのお金を趣味に使う時間がないかもしれないじゃないですか。お金を稼いでも自分が楽しいと思えることをできないなら、大企業に就職することが幸せとは言えないんじゃないかと。仕事をしたり、貯金することに幸せを見出すなら大企業に勤めるのも幸せだと思いますけどね。

子育て中も「自分」を大切に!

編集部:現在の簡単な1日のスケジュールを教えてください。

柳下:6時起床でそれから夫が洗濯、私が朝食を作ります。7時くらいに夫が娘を保育園に送って、戻ってくると二人で出勤・登校。大学が終わって19時に私がお迎えに行ってそれから夕食。20時30分くらいに娘を寝かしつけると、そこからは自由時間で夫はジムに行ったり、私は勉強したりしてますね。夫はジムが大好きなんです。

編集部:家事やお迎えなどきっちり分担されているんですね。あと、子育てって自分の時間がなくなるイメージを持っていましたが、しっかり自分の時間を確保されているのも驚きです。

柳下:確かに結構きっちり分担している方かもしれないですね。いい意味で二人とも適当だから、お互いヘマしてもあんまり気にしないですし。保育園のお迎えを両親に頼んだり、いろんな人にサポートしてもらっています。

編集部:周りからサポートを受けることに罪悪感などはなかったですか?

柳下:罪悪感を感じる人もいると思うのですが、私の場合は、学生ということもあって、一人で子育てはやっていけないとわかっているので、周りの手を借りるしかない感じです。休日には友達や親に来てもらって、一緒に遊ぶことも多いですね。友達も子どもを見たい! と喜んでくれて、私も子どもにかかりっきりじゃなくて楽だし、子どもはいろんな人と関われて嬉しそうですし。どっちにもメリットがあるから子どもを預けたり、助けてもらったりすることに罪悪感はないですね。

出産してもやりたいことは諦めない。私の人生は私のもの。

編集部:これからのライフプランなどあれば教えてください。

柳下:今やっているポリネシア研究は続けていきたいです。また、子どもがある程度育ってからは留学に挑戦したいと思っていて、卒業、就職して、後二人くらい子どもを産んだ後に、家族で一緒に行けたらいいなと思っています。もちろん留学についてきたいかは子どもの意見も尊重するつもりです。

編集部:うわーすっごくアクティブですね...... 出産で夢を諦めるのではなく、育児と自分の夢の両立を目指されているんですね。

柳下:そうですね。私の人生は私のものなので、自分のやりたいことは諦めたくないです。人生の中で出産が前倒しになっただけで、子どもが少し大きくなってから自分のやりたいことをやればいいだけだし、それに、結婚・出産を先に済ましておいたほうがこれからのライフプランをたてやすいと思いますし。

編集部:かっこよすぎます(笑) 早くに子どもを産むと、育児にかかりっきりで自分の夢を諦めなければならないというイメージを持っていましたが、柳下さんの話を聞くとそのイメージが変わりますね。卒業されてから一度就職してからの留学を予定されているということですが、どのような会社に勤めたいなどのプランはありますか?

柳下:先ほども言ったように、私はもともと定時で働いたり長時間働いたりしなきゃいけない働き方がすごく嫌なんです。だから育児や介護をしている人、障害のある人とかいろんな人が自分のスタイルにあった働き方を選択できる社会を作りたくて、社会変革を進める会社に就職したいと思っていました。でも就活が終わって、私が社会変革を進めなくても絶対社会は変わっていくなと思って。だからその変化した後の社会を支えるシステムを作る会社に勤めたいと思っています。

編集部:なるほど。研究とは別に多様な働き方を支えたいという夢も持ってらっしゃるんですね。...では最後に、ベタな質問なんですが、結婚・出産を経験して今幸せですか?

柳下:うーん...... 私は今幸せだと思えていますが、結婚・出産したから幸せってわけではないと思います。他人と生活することで喧嘩することもありますし、一人で生きる方が楽で幸せって場合もあると思うんです。でも、私の場合、結婚も育児も勉強も自分がやりたいことで、それできているからこそ「幸せ」です。

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柳下さんがインタビューする部屋に入ってこられた時、私の頭の中は「かわいい」という単語でいっぱいでした。しかし、インタビューを終えて、柳下さんが部屋を出て行かれる時...私の頭の中は「かっこいい」と「やばい」(若者特有のわかりにくい言葉ですみません)で爆発寸前でした。可愛らしい容姿からは想像できないくらい意志が強く、「常識」にとらわれない柳下さんから出るお話は全てが衝撃的でインタビュー中「すごい......」「かっこいい......」という感嘆の声が部屋にあふれていました。

 柳下さんの言葉で特に印象的だったのが「私の人生は私のもの」という言葉。この言葉から、育児を自分の夢を諦める理由にしないという柳下さんの強さを感じ、また、母になっても一人の人間として自分を大切にし、自分に自信を持ち続けることが大切だと思いました。私も柳下さんのように夢も出産も諦めない「欲張りな」女性を目指していきたいです。

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【柳下 桃子さんプロフィール】

慶應義塾大学在学中。大学時代に同学年の夫と結婚。その後、現在1歳10ヶ月となる娘が生まれる。政治学科にて学士を取得度、自らの研究の為に学士入学をし、現在も学生でありながら妻、一児の母として生活している。Mediumにてブログ「what happens, happens」を運営中。HP:what happens, happens

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文・インタビュー:LAXIC学生編集部 稲葉結衣・出口舞

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